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「そこまでだA組！！」
どこの刑事ドラマだっていうくらいの勢いでTDLの扉を開けて入ってきたのはブラド先生だった。
「今日は午後から我々がTDLを使わせて貰う予定だ！」
同じ勢いのまま言った先生。セメントの上から降りると丁度デクくん達の近くに降りた。「なに、B組？」なんていいながら地面に足をつけると、「みたいだね。」なんてデクくんは返す。
「イレイザー、さっさと退くがいい。」
「まだ10分弱ある。時間の使い方がなっていないな。」
ブラド先生と相澤先生がそんな会話をする。相澤先生合理的じゃないこと嫌いだからな〜、なんて苦笑いしていると、「ねえ知ってる！？」と騒がしい声がした。
と、そこには物間くんの姿が。物間くんは完全に私達を見下した態度で続けた。
「仮免試験って半数が落ちるんだって！A組全員落ちてよ！！」
「(ストレートに感情ぶつけてくる。)」
アハハハ！なんて何か変な体制で高笑いしている物間君に対し、上鳴くんが一佳に話しかける。
「つか物間のコスチュームあれなの？」
「「"コピー"だから変に奇をてらう必要はないのさ」って言ってた。」
「てらってねえつもりか。」
「完全にだよね〜。」
3人でそんな会話をして少し笑う。それから常闇くんが「同じ試験である以上俺達は蟲毒……潰しあう運命にある。」と常闇君が静かに呟いて、ソレをしっかり聴いていた先生が応えた。
「だからA組とB組は別会場で申し込みしてあるぞ。」
なんでも同高同士の潰し合いを避けるための仕組みなんだとか。まあそりゃそうだよね……。
なんておもっていると物間くんの顔が明らかにほころんでホッという効果音さえ聞こえた。けどすぐにいつもの強気で煽り好きな物間君に戻って「直接手を下せないのが残念だ！！」と高笑いを続けた。
「ホッつったな。」
「確実に安心したねえ。」
「病名のある精神状態じゃないかな。」
切島くん、上鳴くんと物間君を見ながらそんなことを言った。うーん、いつまでも変わってない人No.1かもしれない。
それから先生は説明した。1年で仮免を取る学校は少ないから確実に"キャリアをつんだ格上"と合格を奪い合うことになる、と。
……そうだよね。トップ高校に入れただけで、私達が1番強いわけじゃない。他校にはもっと実力者がいるんだ。
「(負けないぞ……。そのために必殺技完成させなきゃ……！)」
よりいっそう意気込んだ今日この頃。
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メイ(プロフ) - 赤兎リエ輔さん» 読みます読みます！w 続きが楽しみです(*´∇｀*) (2017年10月23日 23時) (
レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - メイさん» わああとっても嬉しいお言葉をありがとうございます……！！いや本当畏れ多い…恐縮です…！そういっていただけて嬉しいです！皆サンに楽しんでいただけるよう自分のペースでやって生きたいと思います…！どうぞこれからもご愛読下さば幸いでございます！ (2017年10月23日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - すっごい面白いです！受験で更新難しいと思います。。。無理しないで頑張ってください！応援してます！！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年10月19日 19時
