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貰った腕輪をつけまたTDLへやってきた。うーん、かっこいいんだけどコスチュームの色がピンクと黒だからあんまり色が合わない……。コスチュームの色変えようかなぁ……。いやでも赤似合わないしいっか。
物は試し、早速これつかってやってみなくちゃ。というわけで腕輪のボタンを押してみると、急に体全身に変な感覚が走った。嫌な意味じゃない、全身に血がめぐってるっていうか、なんていうか……簡単に言うなら"絶好調"って感じ。
そんな状態から左腕を構える。「あの岩を壊すくらい。」と軽く考えて手首を曲げると、つけてないときと明らかに違うレベルでなんの抵抗もなく岩が割れた。
「……すご……。」
けどそれと同時に少し腕が痛んだ。これか、先生が言ってた注意点。
――「いいか、これを使う際の注意だ。まずこれは無理矢理に筋肉の働きを活発化させている。無理矢理にだ。使っていくうちに痛みに慣れてくるようにはなるが、あくまでもソレは増強させているに過ぎない。あまり使いすぎると筋肉傷めるから気をつけろよ。」――
「じゃあ早速始めてみないといけないね。」
まずはアイテムに頼らずどこまでの範囲なら私の体の周囲の空気にかかる重力を変えられるかだ。試したこともなかったからな……。とりあえず足と手まではいけることが分かってる。
集中して左手首を曲げる。体全体をまとう空気を重く……重く……。
「うん、無理だ。」
分かってたけどね。ハイ。まあそのためにつくってもらったんだ、このサポートアイテムを。コレを使って試してみて、その感じによってこの技を必殺技として練習するか決めなきゃ。
左のほうのボタンを押すと、赤くランプが光る。先ほどと同じように調子いい感じが体全体から湧き出てきた。そして周囲の空気、と考えながら左手首を曲げる。
すると右足周辺が重くなった。これを全身に運ぶ……うーん、どうしたらいいんだろう。とにかく意識だ、集中してイメージを重ねなきゃ。
全身の空気を重く、重く……足から全身へ……！
「……ダメだなあ〜。」
腕が痛んできたからもう一度ボタンを押す。するとランプが消えると同時にいつもの感覚が戻ってきた。多分筋力はこれで足りてる……だから後は全身へ広げるイメージとか技術とかがいるんだと思う。
やっぱ一朝一夕じゃどうにもなんないかぁ……。
なんて、へこたれていたとき。聞き覚えのある叫び声が聞こえた。
「そこまでだA組！！」
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メイ(プロフ) - 赤兎リエ輔さん» 読みます読みます！w 続きが楽しみです(*´∇｀*) (2017年10月23日 23時) (
レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - メイさん» わああとっても嬉しいお言葉をありがとうございます……！！いや本当畏れ多い…恐縮です…！そういっていただけて嬉しいです！皆サンに楽しんでいただけるよう自分のペースでやって生きたいと思います…！どうぞこれからもご愛読下さば幸いでございます！ (2017年10月23日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - すっごい面白いです！受験で更新難しいと思います。。。無理しないで頑張ってください！応援してます！！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年10月19日 19時
