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それからちょっと寮制につての概要とかを話して、家庭訪問は終わった。
「A、お見送り！」
「あ、はーい。」
と、いうわけでお見送りに出る。次はかっちゃんの家に行くから歩いて行くんだとか。まあまあ近いからね。
相澤先生は歩き出す前に私を見てから、申し訳なさそうに言った。
「悪かったな、なにも出来んで。」
「やめてください！」と慌てる私。そんな私をみて先生は少し笑って、優しく方に手を添えてくれた。けれど、オールマイトの顔は曇ったまま。私と目を合わせないようにしているようにさえ見える。……本当の姿のこと隠してたから、とか……？
でも私、やっぱ伝えなきゃ……ちゃんと自分の口で。
「あの、オールマイト！」
歩き出した2人の背中をみて焦って、オールマイトの名前を叫んだ。オールマイトは肩をピクリと肩を揺らして立ち止まり、ギクシャクとぎちこない動きでこちらへ振り返った。
オールマイトの元に近づき、「どうしたんだい重操少女？」なんていうオールマイトに頭をさげた。
「助けてくれてありがとうございました！！……それと、ごめんなさい。」
少しの沈黙。頭を下げてるからオールマイトの表情が見えなくて何故か妙に怖い。
けど怖がる必要なんてなくて、私の上から降ってきたのは「やめてくれ。」なんていうオールマイトの震えた声だった。そっと顔を上げると、困ったように笑うオールマイト。
「私は結局キミ達を助けることができなかった……。油断してたのさ、プロ失格だ。怖い思いをさせてすまなかったね。」
哀しそうなオールマイトの顔に胸が締め付けられて、私は思わず「違います！」と声を上げていた。
「みんなに隠してた……知られたくなかったハズの秘密バラしてまで敵と戦ってくれた、私とかっちゃんを助けてくれた……！貴方は最高のヒーローなんです！例えどんな姿でも貴方がオールマイトで、私達の憧れである事は変わらない！」
無意識に発していたその言葉達。ハッとして「あ、すみません……！」と咄嗟に謝ると、オールマイトは笑っていた。
「すまない少女……情けない。もう大丈夫だ！」
「次、かっちゃんなんですよね？辛気臭い顔してたら怒られちゃいますよ〜？」
「ああ、そうだな！……ありがとな、少女。」
そういって笑ったオールマイトはやっぱりいつもと変わらない。ちょっと細いだけで、私達の最高のヒーローなんだ。
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メイ(プロフ) - 赤兎リエ輔さん» 読みます読みます！w 続きが楽しみです(*´∇｀*) (2017年10月23日 23時) (
レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - メイさん» わああとっても嬉しいお言葉をありがとうございます……！！いや本当畏れ多い…恐縮です…！そういっていただけて嬉しいです！皆サンに楽しんでいただけるよう自分のペースでやって生きたいと思います…！どうぞこれからもご愛読下さば幸いでございます！ (2017年10月23日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - すっごい面白いです！受験で更新難しいと思います。。。無理しないで頑張ってください！応援してます！！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年10月19日 19時
