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「奴は今何処にいる、死柄木！！！」
「お前がッ！！嫌いだ！！！」
そう死柄木が叫んだ刹那――黒い液体とともに何対もの脳無が現れた。ヒーロー達も予期していなかった事態らしく、オールマイトがやってきたときのヴィランと同じようにあわてている。
そんな時、何か気持ち悪い感覚に襲われた。
「う゛っ！」
「お゛！！？」
意図せず口からあふれ出てきた黒い液体。隣のかっちゃんも同じだった。口から出てきたその液体は私の体を飲み込んでいく。
「爆豪少年、重操少女！」とオールマイトの焦った声が聞こえた。私達を抱きしめ、いかせまいとする姿も――。
けど……ダメだ。ごめんなさい、オールマイト……ッ。
悔しそうな彼の顔を最後に、視界は真っ暗になった。
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「げほっ、おぇっ……。」
再び視界が開けたのは強烈な異臭の中でだった。思わずえづく私の隣で「ゲッホ！！くっせぇぇ……。んっじゃこりゃあ！！」と叫ぶかっちゃんの姿もあって少しだけ安心。
……けれど、目の前には見知らぬ男がいた。
「悪いね、爆豪くん、重操さん。」
「あ！！？」
「っ！？」
この声……死柄木がモニター越しに呼びかけてた男だ。通称"先生"。敵達のいわばラスボス的存在……。
警戒態勢を取っていると、私達と同じようにぞくぞくと敵連合のメンバーたちが現れた。数名は「げぇぇ……。」なんて声をあげながら。
先生と呼ばれていた男は転送されてきた死柄木の元へよると、「また失敗したね弔。」と優しく語りかけ、更に続けた。
「でも決してめげてはいけないよ、またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。この子たちもね……君が"大切なコマ"だと考え判断したからだ。いくらでもやり直せ。そのために僕がいるんだよ。
――全ては、キミのためにある。」
そう語りかけ、死柄木に手を伸ばした男。なに……一体この2人の関係って……。
そう考えていると、男が小さく「やはり来てるな。」なんて呟いた。ハッとして集中すると確かに物凄い風きり音がする。飛行機でも血被いて着ているかのような、そんな感じ――
その次の瞬間。超スピードで現れたオールマイトが先生と呼ばれる男に飛び掛った。
「全て返してもらうぞ、オール・フォー・ワン！！」
「また僕を殺すか、オールマイト。」
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メイ(プロフ) - 赤兎リエ輔さん» 読みます読みます！w 続きが楽しみです(*´∇｀*) (2017年10月23日 23時) (
レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - メイさん» わああとっても嬉しいお言葉をありがとうございます……！！いや本当畏れ多い…恐縮です…！そういっていただけて嬉しいです！皆サンに楽しんでいただけるよう自分のペースでやって生きたいと思います…！どうぞこれからもご愛読下さば幸いでございます！ (2017年10月23日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - すっごい面白いです！受験で更新難しいと思います。。。無理しないで頑張ってください！応援してます！！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年10月19日 19時
