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「じゃあ俺も！『剛健ヒーロー、烈怒頼雄斗』！」
おおぎり空気が打ち壊された1発目は切島くん。いかにも切島くんっぽいな、って感じの名前だ。
「赤の狂騒！これはあれね、漢気ヒーロー紅頼雄斗のリスペクトね！」
「そっす！だいぶ古いけど俺の目指すヒーロー像はクリムゾンそのものなんっス！」
照れたように言う切島くん。そんな彼にミッドナイト先生は大人っぽく笑った。
「憧れの名を背負うってからには相応の重圧がついてまわるわよ。」
先生の言葉にひるむことなく「覚悟の上っス！」と切島くんはガッツポーズつきで堂々と言う。かっこいい、素直にそう思える。これぞ切島くん、って感じだ！
「(憧れの名を自身のヒーロー名に絡める、かぁ……私の憧れは……。)」
相澤先生を見つめる。先生は寝袋から顔だけ出して寝ていて、右目のしたには私達のために負った傷跡が残っていた。けれど先生はそれがどうしたって感じで、多分そのことを指摘しても「気にするな。」なんていうんだろう。
先生をリスペクトして、なにかいい文字りはないかな……いやでも私なんかが先生の名前を文字っていいものか……。
と考えてしばらくみんなの聞いてなかったので……先生の言葉と一緒にダイジェストでどうぞ！
まずは響香ちゃん。
「『ヒアヒーロー、イヤホン＝ジャック』。」
「いいわね、次！」
次に障子くん。
「『触手ヒーロー、テンタコル』。」
「触手のテンタクルとタコの文字りね！」
自信なさげな瀬呂くん。
「『テーピンヒーロー、セロファン』……。」
「わかりやすい！大切！」
瀬呂くんと対照的な尾白くん。
「『武闘ヒーロー、テイルマン』！」
「名が体を表してる！」
これまた堂々とした砂藤くん。
「『甘味ヒーロー、シュガーマン』！」
「あまーい！」
はっちゃけた三奈ちゃん。
「『Pinky』ー！！」
「桃色、桃肌〜！」
そして上鳴くんはこんな感じで。
「『スタンガンヒーロー』！チャージとイナズマで『チャージズマ』！」
「っくははぁ！しびれる〜！」
透ちゃんはこう。
「『ステルスヒーロー、インビジブルガール！』」
「いいじゃんいいよ〜！」
「さあさあ、どんどんいきまくりましょう！！」
ミッドナイト先生のボルテージもあがりっぱなしだ。
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赤兎リエ輔(プロフ) - 私さん» パート3にもコメントありがとうございますうう！！ええ、ついにパート3です…((( 本当ですか…！めちゃくちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます…！御期待に沿えるよう、精一杯頑張らせていただきます！コメントありがとうございました！ (2017年9月8日 23時) (
レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
私 - 続編おめでとうございます！！ついにパート3ですか……もう本当、作者さんの愛がスゴいです！！(( これからも頑張って下さい。応援してます！ (2017年9月6日 2時) (レス) id: 9b4f9f305a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年9月2日 19時
