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指名の数を棒グラフで簡易的に表されているその表。
そしてその表の上から3番目に重操とかかれており、その横には延びているバー。そのバーの右端には441の数字があった。
4番目の常闇くんが360だからかなりあるほうなんだけど……それでも2番のかっちゃんは3556。2位と3位の差は圧倒的だ。
右が上手く使えなかったから自覚なかったけど、私は一応個性2つ持ち。それだけで珍しいから、多分プロはその辺が目当てなんだと思う。
でもここ最近は右も少しずつ使えるようになってきた。左でかっちゃんの動き求めることができた。けどあくまでそれはかっちゃんが油断して気を抜いていたからで、実際まだまだだ。
……左はもともと筋力のない女には不向きな個性なんだから、それを物にしなきゃいけない。轟くんは半冷半燃どちらも上手く使いこなせてる。私も早く個性完成させなきゃ……！
「この結果を踏まえ、指名の有無に関係なく所謂職場体験ってのに行ってもらう。」
ひとり意気込んでいると、相澤先生がそう告げた。私も意識を先生に直すと、同時にデクくんが「職場体験……？」と首をかしげる。
「ああ。お前らはUSJのときに一足先にヴィランとの戦闘を経験してしまったが……プロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようってこった。」
「それでヒーロー名かぁ！」
「俄然楽しみになってきた！！」
先生の話を聞いてお茶子ちゃんと砂藤くんは笑いあう。私もなんだか楽しくなってきたぁ……！
「まあそのヒーロー名はまだ仮ではあるが、適当なもんは」
「つけたら地獄をみちゃうよ！！」
急に開いた教室の扉。それと同時にそういって入ってきた人物を見て、男子の一部が「おぉ！」と歓喜の声を上げる。……まあ、それだけでもう誰か分かると思う。
「学生時代につけたヒーロー名が世に認知され、そのままプロ名になってる人多いからね！」
「ミッドナイト！！」
そう、入ってきたのはミッドナイト先生だった。なんでも相澤先生はそういうセンス的なのわかんないからミッドナイト先生に決めてもらうんだとか。
前から記入用のボードが配られてくる。さて、なににしようか……。
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赤兎リエ輔(プロフ) - 私さん» パート3にもコメントありがとうございますうう！！ええ、ついにパート3です…((( 本当ですか…！めちゃくちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます…！御期待に沿えるよう、精一杯頑張らせていただきます！コメントありがとうございました！ (2017年9月8日 23時) (
レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
私 - 続編おめでとうございます！！ついにパート3ですか……もう本当、作者さんの愛がスゴいです！！(( これからも頑張って下さい。応援してます！ (2017年9月6日 2時) (レス) id: 9b4f9f305a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年9月2日 19時
