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その後。生徒達は各クラスに集まっていた。
「おつかれー。つーことで明日、明後日は休校だ。体育祭を観戦したプロヒーローから指名などもあるだろうが、それはこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかりやすんでおけー。」
「ハイ！」
指名……3位までいけたんだから少しはきてる……よね？きてなかったりしたらどうしよ……。
というかもしきてたとしてどんなところにしようか……。バトル系で応用のほう鍛えるか、災害系で個性の活用法を探すか、少しでも名高いところへ行くべきか。
ってまあ全部きてたらの話だけどね。
「おい、なにボーっとしんてんだ帰んぞ。」
「あ、ごめん！」
かばんをもったかっちゃんに声をかけられてあわててかばんを持つ。通り過ぎるクラスメイト達に「ばいばい！」と声をかけつつ、少し前を歩くかっちゃんを追った。
「かっちゃんはどういうところ行くの？やっぱ武道系とか？」
「んなもんどうでもいいんだよ。すこしでも強ええヤツんとこいく。それだけだ。」
「はいはい……。」
かっちゃんはかっちゃん、変わりなく冷たいまま。そのまま特に会話もなく歩く。私の脳内は職場体験のことでいっぱいだ。
どんなところから指名きてるだろうか、職場体験ってどんなことをするんだろうか、優しい人のところがいいな、なんてそのほかいろいろ。そんな私に「おい！」と乱暴に声がかけられた。
それはまあ疑うこともなくかっちゃんの声。「なに？」と返すと、かっちゃんはそっぽを向きながら何かボソッと呟いた。
「え？なに？」
「……体育祭、悪かったな。」
……へ？
「あのかっちゃんから……謝罪が……！悪かったなって、謝って、え！？夢かな！？」
「テメェブッ殺すぞクソが！！」
「そうそうそっち。」
チッ、って舌打ちをしてバツの悪そうな顔のかっちゃん。勝負だったとはいえ一応そう言う心はあるみたいだ。まあプライドの高いかっちゃんのことだから多分お茶子ちゃんには言ってないけど。
そんなかっちゃんにため息混じりに笑ってから言う。
「勝負なんだから気にしない！あ、悪いと思ってるならバーゲンダッシュ買ってよ！」
「はぁ？ぜってぇ買わねえクソ女が！」
「最近クソクソうるさいなぁ！」
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赤兎リエ輔(プロフ) - 私さん» パート3にもコメントありがとうございますうう！！ええ、ついにパート3です…((( 本当ですか…！めちゃくちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます…！御期待に沿えるよう、精一杯頑張らせていただきます！コメントありがとうございました！ (2017年9月8日 23時) (
レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
私 - 続編おめでとうございます！！ついにパート3ですか……もう本当、作者さんの愛がスゴいです！！(( これからも頑張って下さい。応援してます！ (2017年9月6日 2時) (レス) id: 9b4f9f305a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年9月2日 19時
