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かっちゃんにの爆撃をおなかでばっちりくらい、さらにその衝撃で空中から地面に叩きつけられる。さほど高さがなかったのが不幸中の幸いだろう。
「がッ！」
背中を強打したうえにお腹もズキズキと痛むし熱も帯びている。マイク先生の『爆豪、遠慮なく腹に入れたぁ！！』という実況がおもむろに聞こえた。
意識が朦朧とする。背中よりもお腹が痛く、熱い。きっとやけどしているんだろう。そんな私のすぐ傍に降りてきたかっちゃんは私を見下ろした。
「考えが単調なんだよ。」
図星を指されて頭にガツンと衝撃が走る。起き上がれない私に、引き続き『流石に重操これは苦しいか……？』とマイク先生が実況を入れた。
ああ、その通りですマイク先生。流石に0距離でお腹に爆破はキツい。
やっぱりダメだ……。苦しい、痛い、辛い。…………もう諦めて――
『でもまあ、こんな簡単に終わるやつじゃねえよ。』
「〜〜！」
相澤先生……それは、ズルいです。
苦しいはずなのに、痛いはずなのに……もう諦めてしまおうかと思っていたはずなのに。
――何故かすごいみなぎってくる……！
「なっ！？」
ふつふつと湧き上がってきたパワーと活力を振り絞ってかっちゃんの足を少し重くした蹴りで払う。かっちゃんがこけた隙に立ち上がる。かっちゃんも私が立ち上がっている間に立ち上がった。
けれど0,1秒ほど私が早かった。左腕を前に突き出し、いざ爆破で煙を起こそうとしているかっちゃんに向かって左手首を曲げた。
「クソがァ！！」
爆破を起こそうとしている最中だったからか、気が抜けていたようで案外簡単にかけきることができた。
――蹴る。
すぐにそう選択し、もがいている彼に向かってかける。かっちゃんに意識を90、右足には10――！
完全に蹴りが届く圏内に入ったところで能力を解除。私の個性は重力が変わるんだから普通反動で一瞬はひるむ……だから蹴りを入れるならば今しかない。
「(このまま左手首曲げてかっちゃんの左脇腹に蹴り入れる――ッ)」
ことは、できなかった。――足は振り上げたものの、手首を曲げる寸前で足首を掴まれたから。
「っ、どんな反射神経してんの……！」
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赤兎リエ輔(プロフ) - 私さん» パート3にもコメントありがとうございますうう！！ええ、ついにパート3です…((( 本当ですか…！めちゃくちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます…！御期待に沿えるよう、精一杯頑張らせていただきます！コメントありがとうございました！ (2017年9月8日 23時) (
レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
私 - 続編おめでとうございます！！ついにパート3ですか……もう本当、作者さんの愛がスゴいです！！(( これからも頑張って下さい。応援してます！ (2017年9月6日 2時) (レス) id: 9b4f9f305a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年9月2日 19時
