古い悪夢 ページ5
「…夢、見てん」
「――夢?」
「Aとオレが拉致られる夢……」
Aって―――デメルングさんか。
デメルングさんは位階「
まだ未熟であろう1年生が魔力暴走を起こしたときに、すぐ対応できるようにするためだ。
そしてこれは生徒には極秘らしい。理事長は事情を知っているようだが、俺は何も聞いていない。
「…なんか、Aの身内や言うやつらがおって…Aに変な首輪つけたり、無理矢理気絶させたりとか…」
……エグいのかもしれないな…
どんどん表情も色も、苦しくなっていく。
「……オレ殺されてん、そいつらに。心臓になんかぶっ刺された」
「殺され―――…」
「牢屋みたいなところでさ、死体とかあってさ―――イヤやもう……っ」
両手で頭をぐしゃぐしゃに覆って、潰れてしまうような声を漏らしながら涙を流す。
こ、これ大丈夫じゃないだろ??帰らすべきか!?
「Aあんな とこで――嘘や……オレなんか、いや…」
「お、落ち着け!夢なんだろ?大丈夫だからな」
もうこれはダメだ
どうしたらいいんだ…
「……デメルングさん呼ぶか?とりあえず誰かに相談とかしろよ?俺じゃなくていいからさ」
「ぅ゙、…っ――…A……ッ」
「うん、呼ぼうなデメルングさん。一緒にいたいもんな」
実はデメルングさんとボンベくんの噂、というか
2人の話がよく教員室で話題に上がる。
「珍しいですよね!悪魔は飽き性なのに、長く続いてて」
「教員室で何話してるんですかモモノキ先生!!でもまぁ、いいですよねぇ…」
「見ててほっこりしますよね〜」
こんな感じで、教師軍ではもう周知な感じ。
デメルングさん、ボンベくんに寄り添ってやってほしい。
俺にできることはないと思う。
―――――
ムルムル先生が来て、「来てほしい」と言われついて行く。
個別相談室に入ると、ボロ泣きしてうずくまるゾムがいた。
zm「グズ……ッ ぅ゙ぅ――…」
『ぞ、ゾム…』
声を掛けると、朝とは逆に、手を伸ばしてきてボクにしがみついてくる。
痛いくらい抱きしめられて ボクに蹲るように大泣きして
虚ろで泣き腫れてしまった目が恐怖を訴えていた。
zm「ぅ゙ぁ、Aッ……イヤや、離れたない―……」
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天然記念ゴミ(プロフ) - あの、さっきのやつ見た人は何も無かったことにして目を閉じてください。はい (4月27日 10時) (
レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
もっぺぺ - ピピャァ...！夢主ちゃんとzmさんどっちも可愛いしストーリーもしっかりしていて面白いです！絵もめちゃ好みです！頑張って下さい！ (3月28日 9時) (レス) @page22 id: 03f74e1edc (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - 圧 倒 的 て え て え (3月27日 15時) (レス) @page22 id: ac293fa2a7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - どうも‥垢は違うけど名無していう名前の名無しです！もうっ本当に好きっ！プチ修羅場‥想像はなんとなくつきますね。ハハッ（） (3月4日 22時) (レス) id: 9f491c41ca (このIDを非表示/違反報告)
アスカミ - っっあ゛ぁ…！！(夢主とzmの可愛さに貫かれた私の叫び声)ありがとうございます(？) (3月4日 21時) (レス) @page21 id: 6edaad17fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然記念ゴミ | 作成日時：2023年12月5日 12時
