悪夢の続き ページ12
※ちょっと注意
―――――
ガシャン―――…
『……ここは…』
ボクの
あれ…ボクって逃げたはずだよね…?
壊したはずの壁も、…いや、ボク今何歳だ
慌てて目を下にやる。
どう見ても、逃げる前の姿ではない。
『(捕まった……?居場所がバレた?まさか…)』
ここに来るまでの記憶がない。
気絶でもさせられたのだろうか。
鎖くらい能力で簡単に壊せる
こんなただの鉄―――――
『…魔術が使えない』
魔術…そもそも魔力がない
誰かに吸い取られた?魔力だけ?
どうにかして外そうと試行錯誤
…この鎖の音で気付けなかった。
誰かがこちらに近づいている
普段なら気配でわかるはず
前のエーミール?さんも、すぐわかった
「……何をしている」
ボクが魔界で1番殺したい声
背後から聞こえるこの声の悪魔――
『……父、上…?』
いやいやいや、何をしているはこっちのセリフだよ
混乱、衝撃、憎悪でなにも話せない。
そもそもヘルシャーの圧で身動きが取れない
そして
見覚えのある悪魔から血が滴っている
心臓に剣を刺されてるんだ
『な、なんで、ゾム!!!』
「うるさい…」
ゾムの屍を片手に持つヘルシャーを見てパニックを起こしてしまった
一瞬で床に押さえつけられる。
抵抗しようにも、魔術が何故か使え――――
『…首……魔力制御装置…』
「気づくのが遅い。過去のお前ならもっと早く気づけていただろう」
「お前は
そう言い放ちゾムを投げ捨てた。
目の前の光景が信じられない
『ぞ、ゾム…?嘘だ、返事 してよ!ねぇ!!』
どれだけ叫んでも、ゾムの息が戻るわけがない。
なんで…?
ゾムが何したんだよ……
魔界一大切なひとだ
なんで
殺すんだよ
お前らは
お前らにとっての命ってなんだよ
きっと
蚊を潰すのに感情を込めないように
当然の如く紙を破るように
殺すんだな
いいよ
わかった
対抗しなければ殺されるという局面ですら殺人を忌み嫌うというのが、
きっと普通の本能だ
集団で生活して揉めがあっても同士討ちを避けるために
身につけた必然的特性なのだろう
だからなに――――?
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天然記念ゴミ(プロフ) - あの、さっきのやつ見た人は何も無かったことにして目を閉じてください。はい (4月27日 10時) (
レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
もっぺぺ - ピピャァ...！夢主ちゃんとzmさんどっちも可愛いしストーリーもしっかりしていて面白いです！絵もめちゃ好みです！頑張って下さい！ (3月28日 9時) (レス) @page22 id: 03f74e1edc (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - 圧 倒 的 て え て え (3月27日 15時) (レス) @page22 id: ac293fa2a7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - どうも‥垢は違うけど名無していう名前の名無しです！もうっ本当に好きっ！プチ修羅場‥想像はなんとなくつきますね。ハハッ（） (3月4日 22時) (レス) id: 9f491c41ca (このIDを非表示/違反報告)
アスカミ - っっあ゛ぁ…！！(夢主とzmの可愛さに貫かれた私の叫び声)ありがとうございます(？) (3月4日 21時) (レス) @page21 id: 6edaad17fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然記念ゴミ | 作成日時：2023年12月5日 12時
