【d!】一目惚れ悪魔と恋を知らない宵の悪魔

見学 ページ18

sha「位階を上げたい…？」

ut「…ホントはこんなこと、お前らに頼むのはめっちゃ癪なんやけど…」





いきなり改まって、羽の付け根を捧げてくる大先生

ガールフレンドに愛想つかされてるから、
どうにかして位階を上げたい、という






tn「いやそれは自業自得やろ…」
sha「たまにはフリーもええんちゃうか」
zm「そんなことより遊びに行こうぜ！」
『眠い』







無慈悲すぎるだろ
というか大先生が欲望に忠実すぎる、さすが(？プレイボーイ


欲望……野望かぁ……






tn「まぁとは言え、どのみちもうすぐ次の「位階昇級対象授業」が始まる頃やしな」

『位階昇くゅ、そーきゅ……昇級対象づ、……って何？』

tn「…要するに、授業で【処刑玉砲】をやるんや」










sha「…おーーし！さっそく練習しようぜ！」

「「おー！」」


『ﾑﾘﾑﾘﾑﾘ……』

zm「？どーしたんA？」

『運動マジ無理…』








運動だけは、もうほんとに無理、だめなんですボク
体力がカス。

持久力がほんっっっとに皆無で、

あのーー100m走？あんなもんしたら死にます。










『シャオロンの豪速球顔に受けて死を選びます』

zm「えぇ…たしかにシャオロンの球すげぇけどな、ギュオッて！」

tn「特訓せえへんのか？」

『嫌無理見ときます』










ということで、近くの岩にもたれて、眺める(ｻﾎﾞﾙ)ことにした。







ut「ギャアアアーーッ!!」

zm「よし、獲ったぞ大先生ー!!全部お前に渡せばええんやな!!」

ut「ゾム……!!」






ジ…








zm「普通のボールじゃおもんないからすり替えといたわ!」




ヒャヒャってめっちゃ楽しそうに笑うゾム

あれは天才、超おもしろ(滑稽)かった




大先生ボロッボロですやん








zm「Aー!!」

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