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にひゃくさんじゅうに。 ページ33

めちゃめちゃ速いですね5桁hitになるのが!!?ありがとうございます!

ーーーーー

戻って来たサンジの「てめェまだパンツはいてねいのか」という発言に、ルフィがパンツを持ったままだったことを思い出した。いや忘れんなよ。

「返す!さァ乗れよフランキー!おれの船(・・・・)に!!」
「!……へへへ…生意気言うんじゃねェよ!!ハリボテ修理しかできねェド素人共め…!これだけ立派な船に大工の1人もいねェとは船が不憫だ。……仕方ねェ!!世話してやるよ!!!おめェらの船の『船大工』!!このフランキーが請け負った!!!」
「はい今後ともよろしく。」
「ぃやったァ〜〜〜!!!」
「新しい仲間だ〜!!」


新しく仲間となったフランキーが船に乗り込んでくる。

……これで、”麦わらの一味”は揃った。



揃ってしまった。

この島に居る理由は、ない。

ナミとチョッパーは不服そうだけれど、そういう事をしてしまったからもう戻れない。
フランキーはもう1人待たなくていいのかとストレートに聞いてきた。

「待ってたさ!サンジからあの話を聞いてからおれはあのガレーラの部屋が留守にならねぇ様にあそこでずーーっと待ってたけど来なかった!!これが答えだ!あいつだってよ…!楽しくやると思うよ。海賊はやめねェだろうから、そのうち海で会えるといいなー!」
「……そうだね。」
「だろ!?」

その割には汗だくな船長。
僕も若干声が震えてたと思う。




…こわいんだ。


原作が変わってしまったら、って考えると。

もうあんな目にはあいたくない。

せめて、麦わらの一味のみんなには、あの気持ちを味わわせたくない。


もし、ウソップが帰ってこなかったら、僕はもうここで一味を抜けるつもりだ。
これ以上原作を狂わせたくはないから。
抜けて、なんとかしてウソップを一味にもう一度加えるようにしたい。

それで万事解決だ。


「……ま…ウソップの出方次第だな。」
「?なんか言ったか?ユキヤ」
「なにも。それより衝撃に備えて。」
「え?……うわァ!!」

ガープさんの船だ。もう撃ってきた……早いな撃ってくるのが。

向こうが拡声器で話しかけてきた。

「何だよ!!おれ達の事ここでは捕まえねェっつったじゃねェか!!」
《いやあしかしまあ色々あってな。すまんがやっぱり海のモクズとなれ!!お詫びと言っちゃあ何じゃが、わし1人でお前らの相手をしよう!!》
「いや逆に怖いんですけど。」

容赦ないやつじゃないですか。

にひゃくさんじゅうさん。→←にひゃくさんじゅういち。



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作者名:あんちょび | 作成日時:2022年6月22日 17時

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