___決意。 ページ44
……
それが私の家系…能力。
____ヒトの記憶を捻じ曲げる事も容易く,強大な魔力さえあれば例えどんな上の位階の者でも心を蝕む事が出来る,
簡単,そのままの意味
しゃがみ込んで優しく目を合わせてあげるの
幼い子に優しく問いかけるように,ゆっくりと。むしばんであげる
術に放り込まれた者は全員……私の“モノ”となる。
でも,明かしてない。
ううん,明かしてはいるけど
聞いても全員忘れちゃう、変な能力だから。
◆
「その箱は?」
『あっ、ダリ先生』
ひと息ついた頃,Aは何かを手に持ち抱えていた。
その様子を不思議そうにしたのか統括が話しかけてくる。
「…まぁ!それ貴女が生徒の頃にあげたものじゃないっ!」
『わ"っ,ライム先生!』
答える間もなく、
直ぐに後ろから興味津々そうに昔の師匠にも抱きつかれた。2対1で挟まれてぎゅうぎゅうである。
箱の中には雫型のイヤリング。
「それ、まだ持っててくれたのね〜っ♡」
『はい!師匠がくれた物なのでっ!』
「へぇ、ライム先生が贈ったのかい?」
『そうです!これつけると…なんというか…元気を貰えると言うか…』
「全員メロメロになるのよね♪」
『ン"ッ』
濁していたのに師匠に全部言われて咳き込んだ。
「それねぇ…変化型なのよ。
___つける悪魔の性格によって色が変わる、所謂チェルシーピアス。」
「…成る程」
「あら、そんな目をなさらないで?
特別な
『(ば、バチバチだ…)』
そぉっと抜け出そうとしたが直ぐに二人の手によって引き止められた。
つくづく思うけどお二人は息ぴったりだしお似合いだと思います。だから手を離しイッダダッッ
◆
ぱちり、と音を立てながら片耳に純白のイヤリングをつける。
途端に桜色に染まっていく。
「うん,似合ってる。
やっぱり私が選んだだけあるわ〜〜っ!!」
『ギャっ!!』
「コラコラ。苦しそうにしてますよ」
『だったらたすけて下さい!!!』
やっぱり他の目が痛いからやめてほしい。
華やいで揺れるイヤリング,
鏡を見て,もう一回自身を確認する。
『__…うん!準備バッチリ。
私も気合、入れないと!』
この小説の続きへ→←『オイオイオイこの小説ちょいと不穏になってきてないですか?』オリアス「ホントだ。タイトル詐欺じゃね??」『なんでだッッッ私はたっ、ただかわい子ちゃんとキャッキャウフフする小説を提供しようと…ッ』ツムル「それもそれでヤベーよ(真顔)」
264人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモ - これ、ニコニコなれる平和な小説です!夢主ちゃんの家計能力も気になるし!もうもうめっちゃ好きです (2023年2月25日 22時) (レス) @page41 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ(夏美)さん» コメントいつもありがとうございます〜✨夢主ちゃん無邪気に喜んでいる所可愛いくかけていたようで嬉しいです✨✨これからも頑張ります! (2023年2月22日 7時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(夏美) - 今回もまた面白いお話ありがとうございます!!ロイヤルワン開けて喜んでる夢主ちゃんかわよい、、、これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月22日 5時) (レス) @page41 id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ(夏美)さん» ですね…!後は祈るばかりです…(><) こちらこそいつも作品にコメントありがとう御座います…!!更新の活力になっています!✨これからも頑張ります…!! (2023年2月17日 8時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(夏美) - 毎回コメントに返信してくれてありがとうございます!受験受ってるといいですね!!これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月16日 21時) (レス) id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yuki | 作成日時:2022年12月27日 19時