王の教室は問題児が使うという件，話しました。途端に泣き崩れるカルエゴ先生 ページ39
「…ハァ…“王の教室”への移動を許可する。」
＿＿＿この言葉が聞こえた時，私はどれ程息を呑んだだろう。
◆
「姉さん見てくれ！カルエゴ卿のサインを貰った！」
『すごーい！！！本当のホントに王の教室の内面が見れるんだ……』
「何で俺たちより姉さんの方が目ェ光らせてるんだよ…まァ，俺達の努力の勝利ってとこだな。」ﾆｨｯ
あの固唾をのむ緊張の場面から一転，今の雰囲気を言うと皆無邪気に喜んでいる。
「仮眠室使えるんだぁ…ふぁあ…」
「鍛錬所が遂に使えるでござるか！？」
「化粧室楽しみだわ〜〜！」
「モテます？！モテますよね！？」
10悪魔10色。そんな感じ。
「＿＿＿A先生。少しこちらに」
不意に，カルエゴ先輩の声がした。
『えっ、あっはい！』
◆
今日は王の教室開放日，
沢山のギャラリーが集まっている。
『あっ！リード君達だ〜！、と生徒に打ち負かされたオリアス先生も！』
「あッ、Aせんせーだ！」
「ん"ッ"…相変わらず一言多いな。
…皆問題児クラスの皆，そしてその担任を見に来てる。」
『そうなんですかっ？！私が副担任です！！皆さんどうぞご見知りおきを！！！！』
「(ちゃっかり生徒の活躍に乗っかってんなぁ…)」
Aが周囲にアピールをした所で，
「おい副担任。お前カギは！」
「あーっ！エギー先生！！早くカギ開けてよー！！」
『…はっ、開放日楽しみすぎて忘れてた！！！うっかり！！』
◆
とうとうその時が来た。
教師陣がそれぞれの鍵穴の前にたち，カギを差し込んでいる。
「ここに，”王の教室“開放を宣言する。我が校が誇る王の遺物にして…」
『そして此処が今日から貴方達の新しい…』
一気に開放された“それは”、
開けた瞬間，問題児クラスは立ち尽くした。
「「城だぁ……っ！！！」」
見た目がとても，豪華であったから。
◆
『天井たかーい！！！ひろ〜い！！！』
「A先生楽しそう…」
「(嬉しそうに跳ねてる…可愛い)」
生徒の倍くらい嬉しそうにぴょんぴょんしているAは置いておいて。
生徒は興味津々と言った所か。
「でかしたな。イルマ"ッ…」
「サブローまずは涙拭いてｯ！！」
「やったな。ジャズ」
「あぁ！カルエゴ卿から盗んだ甲斐があったな」
ジャズとイルマはお互い嬉しそうにニヒッと笑った。
問題児クラスの団結力，ここにあり。
اِمتِنانを添えて【感謝】→←同情なんか ね ぇ よ。…いや，あるのかも。
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モモ - これ、ニコニコなれる平和な小説です！夢主ちゃんの家計能力も気になるし！もうもうめっちゃ好きです (2023年2月25日 22時) (
レス) @page41 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ（夏美）さん» コメントいつもありがとうございます〜✨夢主ちゃん無邪気に喜んでいる所可愛いくかけていたようで嬉しいです✨✨これからも頑張ります！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ（夏美） - 今回もまた面白いお話ありがとうございます!!ロイヤルワン開けて喜んでる夢主ちゃんかわよい、、、これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月22日 5時) (レス) @page41 id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ（夏美）さん» ですね…！後は祈るばかりです…(><) こちらこそいつも作品にコメントありがとう御座います…！！更新の活力になっています！✨これからも頑張ります…！！ (2023年2月17日 8時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ（夏美） - 毎回コメントに返信してくれてありがとうございます!受験受ってるといいですね！！これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月16日 21時) (レス) id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuki | 作成日時：2022年12月27日 19時
