あ、あれは！女子だ！！！！2

【番外編】ぶっちゃけ若手組の仲ってどうなの？end ページ33

フォーク片手に刺すは、"唐揚げ"のような何か。

ロビン以外は"正気じゃねぇ"というような顔をしていた。

そして彼は"それ"を口に入れた。
無言で頬張っている
『…ど、どうですか……』

問いかけるAの手は震えている。
その隣で、倒れたとき用にいつでも病院に電話出来るようエイトは携帯を片手に持っていた

「……お、」
『お…！？』





「おいしいー！！！」
『！？』
満面の笑みに切り替わるロビン。

「大丈夫だよね頭打ってないよね！？！」『ほんとうに？ほんとうにアレが美味しかったの？』
褒められた事より料理を食べた事が心配になっている悪魔たち。


「だーかーら！さっきから何なんですか先輩方！僕は至って健康です！」

『わ、私達の努力むくわれたの…？？』
「やったー！！」
「つかれた……」
「皆おつかれ…」

◆


『！ホントだ美味しい！…でもなんで？』
「あんなに調味料間違えまくったのに…」


『あ！分かった、オリアス先生の能力じゃないですか？』

「え"っ…ぁあ、多分そうかもね」
「てことはそれがなかったら失神してたって事かもな」

エイトがサラッと怖いことを口にした。
肝が冷えるのでやめて欲しい所である。


「えー？かなり美味しかったですよ！可能ならまた作って欲しいなぁ」


『それは…考えとく…そうなったらまた火の扱い方教えてください、エイト先生』
「今度は特別料金でサービスしてあげる」



親睦会は無事，成功？し、
若手組の仲は深まったようだ。何故か中堅組も混ざってはいるが。




その中で一人、思考を回転させる悪魔が


「(俺，能力使ってないんだけどなぁ)」
「(…本当の幸運なんて久しぶりに体験した)」

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