あ、あれは！女子だ！！！！2

『色々な師団があるんだなぁ〜…』ﾗｲﾑ「是非サキュバス師団に入ってね〜♡」『…げｯｯ！あれはトラウマになりそうになった師団だ!!気づかれてない内に逃げ…』ﾗｲﾑ「あら(名前)来てくれたの？歓迎よ♡」『！？全力で違いますｯ!!!!』 ページ4

面白い光景も見れたところで、3人の人物と出会った。

『あ！ジャズくんにリードくんに、カムイくん。』

「あっ、Aせんせ〜！」
「おっ，A先生だ。」
「今日も麗しいです！！！」


最後のに至っては彼なりの挨拶なのだろうか。そうだ、質問をしなければ。

『3人はどの師団に入る予定？』

「僕は遊戯師団！戦略を学ぶには最高の師団だね」
『…遊びたいだけでは…でも気持ちは分かるなぁ。』

「俺は魔術開発師団。新たな魔術を学びたい」
『お金が欲しいだけなのでは…？でもめっちゃ分かる…』

「私は女体研究師団…」
『私が許可して顧問になろう。』



「こらこらこら。」
あっそうだ隣にダリ先生いるんだった。
ちっ、失敗か。



「あっA先生！」
そこにチラシを山程持ったイルマが現れた。付き人つきで。



「Aせんせー！みてみて誘惑学師団のチラシ貰ったの！」
『あっはっは！クララらしいね』
彼女はやっぱり諦めきれてなかったのだろう。


後ろでアスモデウスくんが何やら先程の3人に説教をしている。彼も大概世話焼きだなと思いつつ。


「ｯえ？！え、ちょちょ！！」
突如イルマが暴走し始めた
右手の指輪を光らせて。


『ええぇっ！？イルマどこに行くの？！』

私は思わずイルマのあとを追っかけた。ダリ先生を差し置いて。

数刻後、イルマが上級生の首を締めようとしてる場面に出会う。


『……ｯイルマー!!思いとどまって!!!』

「せ、せんせ…ｯ僕、何を…！」
『死んでる…！？イルマ…』
私が目を見開いてイルマの方を見ると、
"違う違う"と言わんばかりに首を横に降っていた。

「…うぐ…死にかけるとこやったわ…」

イルマによって死にかけていた上級生が立ち上がった。


◆

『吐血してる！…治療しなきゃ』
「あぁ、慣れてるのでお気になさらずに。お気遣いしてくだはってありがとうございま…ゔｯ…」

『やっぱりダメー！！』
先程の悪魔は"アミィ"くんというらしい。
取り敢えず強制的に回復魔法を施しておいた。

「うわっ邪魔だな」
「そっ、そのヒト上級生じゃ…」
ふと物にぶつかった悪魔達が戦慄するが
すぐにバッジを見て、馬鹿にした。



『…謝りなさい』

「ひっ…さっ、殺気がｯ…すみませんでしたｯ！」

そう言って去っていった。
良かった。"能力"を使わなくても謝ってくれた。
その光景を見たアミィくんが驚いたように目を見開く。

『おっとり系眼鏡京都弁美人は駄目だってｯ！！！』ﾊﾞﾗﾑ「何で君全部男子を女子に例えようとするの？！！」「やべ念子と戯れてる系の先輩美女来ちゃった」→←『一年生争奪戦だー！…で言いたいことはありますか建前先生？何ですかあの放送。』ﾀﾞﾘ「君本当問題児クラスの事になると過保護だよね」『あったりまえじゃないですか可愛いイルマ達が危ないです。』ﾀﾞﾘ「（過保護すぎるんだよなぁ）」

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