あ、あれは！女子だ！！！！2

『？！！！いる、い、イルマが…』ｲﾙﾏ「姉さん♡」『う"わぁぁあーｯｯ！！！だれぇぇえ！！可愛くない！！！』ﾘｰﾄﾞ「…先生が見たことない速さでイルマくんから離れてる…。」 ページ29

『…あ？え？…今なんて？？』
「…貴様ら今何と言った。」


ここは気高きバビルスの部屋の一角。



そこにイルマ率いる問題児(・ ・ ・)クラスの生徒たちがやって来ていた。

何やら普段と様子が可笑しい方が1名。

クララを横に立たせ、アスモデウスくんに肩もみをやらせ……

椅子に堂々と座ってるその様は…。
正に"悪周期"だった





「"王の教室(ロイヤルワン)"を開けろ。」

王の教室。その願いがどれ程身の程知らずか彼らは知っているのだろうか

「彼処は我が校が誇る名誉教室。
…貴様ら如きが使用するなど身の程を知れ。」

カルエゴ先生が纏う空気から、
不味いと同じように感じたらしいダリ先生やロビン先生と顔を見合わせた。


「ごときねェ…。なら証明しよう。俺達が"王の教室"を使用するに足ると。」

「悪魔学校(バビルス)教職員過半数の許可書を2週間以内に集める…いかがです？」



「…教職員全員，３日以内。王の教室に手出しする以上その覚悟を…ｯ？！」
「はーい交渉成立」
説明は聞かんする一方的なハイタッチの音が聞こえた。


◆

「あーハッハッハ！やっぱりカルエゴ先生らが担当するクラスは面白いですねぇ」
「アホなだけです」

彼らが去ったあと。教師達による笑い声が聞こえる
"あの"宣言に笑ったり、驚いたり、教師らの反応は様々である





「ねー大丈夫なんですかー？ねーねー」
『やーいやーい』


ちなみに私達はこの後頭の上に本を乗せられたまま廊下に突き出された。理不尽。

【番外編】ぶっちゃけ若手組の仲ってどうなの？ 1→←この感情は

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