『アメリ会長が可愛過ぎる件について。元とのギャップがエグい件について誰か語り合いましょう。』ﾂﾑﾙ「…か、彼氏面しながら会長の隣を歩いている…なんて気の毒なんだ…」 ページ26
『…いや、うん。』
ペッタン、ペッタンとまた一つ判子を押す音が聞こえる。
…その隣で猛作業をしている補佐たちと対比するととてもシュールだ。
「コピー！！！」
「イエッサ！こちらに！！」
「終わりませんわ…あ、皆さんお茶にしま…」
『まてーい！！！』
私が大声を出すと、アメリちゃんが静かになった
『ランニング、作業、次の授業への申請……全て見てきたけどゆったりしてるね！？』
「そっ、そうですよね…わたくしが…不甲斐ないせいで…」
『…あー…違うよ！そういうことじゃないの。…ねぇ、少しの間二人っきりでお話できる？』
「え、は、はい！分かりましたわ」
彼女は何やら勘違いをしているようなので、その誤解を解くために話をするよう提案した
◆
『…うーん。魔術がこんがらってるなぁ…』
「このままだと皆さんにご迷惑を掛けてしまいますわ…」
『…貴女はキッカケがあればこの魔術を解くことが出来るはず。他の先生方にも言われたでしょ？』
「はい…」
『なら、大丈夫！そのキッカケさえあれば簡単に戻れる。
例えば思い出がある場所に行くとか、写真を見るとか，ね。そうだ、今から私と考えても遅くな＿＿＿…』
その続きの言葉を言わせないかのように、彼女に手を握られた。
「わっわたくし怖いんです…ｯ！戻れなかったら」
「生徒会の皆さんが好きです。尊い忠誠心、暖かい言動、どれもが嬉しかった。」
「＿＿…でも、それは以前のわたくしに対しての思い。今の私は鈍臭いし指示も出せない。生徒会の皆さんが悪く言われてしまう！」
「ならｯ…いっそのこと生徒会なんてやめてｯ、普通の女子学生として，イルマさんと読書会をして！A先生とお茶会を開いて＿＿」
『アメリ。』
＿＿＿怖い。こわい。
そんな思いを吐き出して、"普通"に戻りたいと思った。
けど、目の前の方は真剣な顔をして私を真っ直ぐに見てくれた。
『…ねぇアメリ、それは理想であり，野望ではない。』
『貴女はいつも真っ直ぐで野望を追いかけていた。その姿に皆は憧れていたんだよ』
『でも、貴女がそれを望むならそれでも良い＿＿生徒会の皆は"アメリ"に着いてくいくんだって。』
『貴女は本当にしたい事をするべき。どんな姿でも性格でも、夢を追う貴女は素敵だから』
ああ。このヒトはあったかい。これが、"尊敬"という感情なのか
「＿＿…はいっ！私、明日全力で頑張りますわ。応援して頂けますかっ？」
『……！もっちろん！』
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モモ - これ、ニコニコなれる平和な小説です！夢主ちゃんの家計能力も気になるし！もうもうめっちゃ好きです (2023年2月25日 22時) (
レス) @page41 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ（夏美）さん» コメントいつもありがとうございます〜✨夢主ちゃん無邪気に喜んでいる所可愛いくかけていたようで嬉しいです✨✨これからも頑張ります！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ（夏美） - 今回もまた面白いお話ありがとうございます!!ロイヤルワン開けて喜んでる夢主ちゃんかわよい、、、これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月22日 5時) (レス) @page41 id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ（夏美）さん» ですね…！後は祈るばかりです…(><) こちらこそいつも作品にコメントありがとう御座います…！！更新の活力になっています！✨これからも頑張ります…！！ (2023年2月17日 8時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ（夏美） - 毎回コメントに返信してくれてありがとうございます!受験受ってるといいですね！！これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月16日 21時) (レス) id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuki | 作成日時：2022年12月27日 19時
