【番外編】おくすりのめたねｯ！！！第二弾 本音薬end. ページ21
「あー…じゃあお願いしようかな」
『……っはい！！行ってきます』
来た。その言葉を待っていたんだ
その言葉を聞くと同時に私は"給茶機"がある所まで走っていった
◆
『はーっ…はー…走るんじゃ…なかった…』
私はいつもは飛んで移動している身だ。故に体力がなかった。
職員室の隣になかったら今頃体力が尽きていたことだろう。
『……ここなら見えないよね。』
私は片手に粉状になっている薬を手に持ち、不敵に笑った
『…い、いや？流石に、勘づかれないよね…だよね…そう、だよね…。』
なんか自分でフラグを作っている気がするが大丈夫だろう。
前のバレた時のトラウマが残ってはいるが、まぁ悪魔故に楽しいことには逆らえない。
私は出来立て魔茶を注ぎ、その中に入れようとした。
入れようとした…
パシッ
『…ぇ？…』
右手が不意に動かなくなった。
いや、誰かによって
「ほーら、やっぱり何かしでかそうとしてたでしょA先生？」
『…ん"っ！？ん？！？』
大変だ。これは緊急事態だ、
"お前かなりヤバいぞお前"と体内の細胞が捲し立てるように私に伝える。
恐怖で立ち尽くしてしまい、何も言えない
恐る恐る上を見上げるとうっすらと見える茶色の瞳が私を射抜いていた
暗闇でよく見えないせいか、光っているように見えるのが怖い。
肉食動物に追い詰められた草食動物の気持ちがとてもわかった気がした。
『ぇっ、ぃいや！ち、違うんですここれは、……あ"ー！！取らないで下さい！！』
抵抗虚しく取られてしまった。
◆
「へー。これ"本音薬"だ。よくこんなもの作ったねぇ」
怒られる訳でもなく、呆れられる訳でもなく、ただひたすらに目の前の人物は感心している。
「…で？これを僕に使おうと思ったの？」
『だって"！！
先生いつも建前しか言ってないしたまには本音とか聞きたいじゃないですか！』
「認識酷くない？ちゃんと本音言ってる時もあるよ。」
『しんようできな"い"です〜！！』
そう言って彼女は足を子供みたいにバタつかせた。
「……まぁ、そんな所も含めて全てが可愛いんだけどね」
『…？…いまなんかいいました…？』
ハッと顔をあげると先程まで文句を言っていた彼女が不思議そうに見上げていた。
目を潤ませて。
おっと、いけないいけない。
彼女が、いつかその気になるまで建前だらけの完璧な"憧れの大人"を演じてないといけないからね。
膝の寝心地がとても良く、もう一回リピートしたくなりました！！！星5！！あ"っ！！言う事間違えた！！！→←【番外編】おくすりのめたねｯ！！！第二弾 本音薬3
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モモ - これ、ニコニコなれる平和な小説です！夢主ちゃんの家計能力も気になるし！もうもうめっちゃ好きです (2023年2月25日 22時) (
レス) @page41 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ（夏美）さん» コメントいつもありがとうございます〜✨夢主ちゃん無邪気に喜んでいる所可愛いくかけていたようで嬉しいです✨✨これからも頑張ります！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ（夏美） - 今回もまた面白いお話ありがとうございます!!ロイヤルワン開けて喜んでる夢主ちゃんかわよい、、、これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月22日 5時) (レス) @page41 id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ（夏美）さん» ですね…！後は祈るばかりです…(><) こちらこそいつも作品にコメントありがとう御座います…！！更新の活力になっています！✨これからも頑張ります…！！ (2023年2月17日 8時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ（夏美） - 毎回コメントに返信してくれてありがとうございます!受験受ってるといいですね！！これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月16日 21時) (レス) id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuki | 作成日時：2022年12月27日 19時
