貴方の野望は叶えさせない ページ12
ぐらりと何かが揺れる音。
『ぇ"っ…ッ』
先程食べ物をたくさん食べてたのが敵になったようだ。
はー…危ない危ないと体制を立て直した時。
「教員!持ち場を確認せよ!」
無線から発せられる声。
何かがあったようだ。急がなければならない
『っ…いた!…壁?』
走った時何かにぶつかった。
恐らく魔術…__見たことがある類だ。
『__いや、先ずは生徒の誘導が先か。』
"皆ー!聞こえる?これは魔術開発師団と遊戯師団が共作したサプライズイベントだよ!"
…?そんなイベント何も聞いてな__そうか,生徒を安心させるための。
「わーっ!どこに行けばゴールに…」
『君!こっちだよ。中央広場は。』
迷っていて中央広場に辿り着けていなかった生徒を誘導する。
生徒を見送って私は壁を壊せるかチャレンジした。
『
駄目だ。色んな魔術を一通り試してみたが、壁はすぐに修復してしまった。
氷の、断絶、
『…!思い出した…!アミィくんのッ…!!』
◇
『カルエゴ先生,聞こえていますか?』
「…あぁ、聞こえている。」
『恐らく、この能力は"アミィ·キリヲ"の物だと思われます。』
「やはりか……先ずは生徒の誘導が先だ。
…そして見つけ次第拘束しろ。」
やはり。やはりそうなのか。
彼を信じていた,それが裏目に出た。
『…はい』
貴方を、貴方を必ず見つけ出す。
◇
「なんや、まだ二人も中におるなぁ。
…その内の一人は___イルマくん?
ここまで一直線に走っている。」
キリヲは地図に手をかざし、イルマの前に壁を創り出す。
しかし、それはいとも簡単に,打ち砕かれた
◇
教師陣の様相がおかしい。
たった今、生徒を助けたのだが,違和感を感じた。
恐らくこれは,サプライズイベントなんかじゃない。もっと___重大な事件。
いや、考えるのはよそう。広場にはほとんど集まっている。いないのはほんの数名。
大丈夫だろうか、イルマは、A先生は
「(__…無事でいてくれ。)」
◇
あぁ、目印は破壊した筈なのに、やはり来てしまった。"彼が"
「…ッせん、ぱいっ!その、その花火をどうするつもりですかッ"…!」
息切れしながら僕に聞いてくる。何もそんな急かしていないのに。
「…爆発させてぶっ壊すんよ、学校を。」
「なんッ…な…、」
そうそう。その顔が見たかったんよ。
君には話したろ,僕のちいさい頃を。
「僕は生まれた時から魔力が少なかった。やから母様に"悪童の園"に入れられた。」
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モモ - これ、ニコニコなれる平和な小説です!夢主ちゃんの家計能力も気になるし!もうもうめっちゃ好きです (2023年2月25日 22時) (レス) @page41 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ(夏美)さん» コメントいつもありがとうございます〜✨夢主ちゃん無邪気に喜んでいる所可愛いくかけていたようで嬉しいです✨✨これからも頑張ります! (2023年2月22日 7時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(夏美) - 今回もまた面白いお話ありがとうございます!!ロイヤルワン開けて喜んでる夢主ちゃんかわよい、、、これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月22日 5時) (レス) @page41 id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - なつみ(夏美)さん» ですね…!後は祈るばかりです…(><) こちらこそいつも作品にコメントありがとう御座います…!!更新の活力になっています!✨これからも頑張ります…!! (2023年2月17日 8時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(夏美) - 毎回コメントに返信してくれてありがとうございます!受験受ってるといいですね!!これからも無理せず更新頑張ってください!! (2023年2月16日 21時) (レス) id: 06513ddb7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuki | 作成日時:2022年12月27日 19時