あ、あれは！女子だ！！！！

『そっ、そんな可愛さで私が釣られると思うなよ！！！』ｲﾙﾏ「すっすみません…ご迷惑をおかけしてしまって…でも(名前)さんと仲良くしたいですっ…だめですか？」『ｯｯな、なんて謙虚気味で可愛いんだーｯ!!!♡♡BIG LOVE♡♡』　　ﾀﾞﾘ「ちょっっっろ。こりゃ重度のブラコンになりそうだなぁ…」 ページ7

「あっAちゃん！そうそう。君に話したいことがあったんだよ」

そうですよね。話してもらわなきゃ困ります。





「すっ、すみません理事長…手伝いで遅れてしまって…」

その時。理事長室に話題の人物が入ってくる。


「あっ入間くーん！君にこの子を会わせたかったんだよ」


「え！この人が僕のお姉ちゃんになる人ですか？！！」


一目見た瞬間，私は何かが自分の中で開いた音がした。




かっ、かわいいー！！！！
え、やばいやばい。入学式は正直噂だけで姿を見ていなかった。




ゴリッゴリの可愛げのない悪魔だったら一発殴ってやろうと思ったけど…


え？外ハネの髪……ぴょんぴょんと嬉しそうなアホ毛…青く綺麗な髪の毛



私を見ると嬉しそうにころころ変わる表情…



あゝ…好きぃいいぃいー！！！



『こっ、こんにちは…貴方が"イルマ"？』

「…はっはい！そうです。その、、訳あっておじいちゃんの孫になって…」


「すっすみません…
その。。元からおじいちゃんのお孫さんだった人に急に僕が弟…は嫌ですよね」



『え、と大丈夫！私も元からおじいちゃんの孫だったわけじゃないし』


「え、それってどういう……」


「あーそこは僕が説明するね。
まずAちゃんは孤児だった所を僕に保護された。」


「そして入間くんは…僕が人間界から拾ってきた。」


人間？…え今人間って言った？？？


「おっおじいちゃん…それ言っていいの？…」


不安そうにするイルマに


「だいじょーぶ！これから二人は家族になるんだから，ねっ？」


そういうサリバン理事長に私は思わず首を縦にふるざるを得なかった。


「Aさんも…そうだったんですか…知らずにすみません」


『うぅん、大丈夫！これから家族になるんだし…ね？』

私がイルマにそう声をかけると少し安心したように笑った。



なっ、なんて律儀で礼儀正しいんだこの子！！人間って皆そうなのかなぁ…

しかも可愛いときたものだ。


なんて思っている時に下を向きがちだったイルマがこちらに顔を向ける。


「あ、あの…薄々思ってたんですけど…その、Aさん凄い綺麗ですね！
…眩しくて直視出来なかったです。。」


えっ






すき、だいすき。。。




ﾊﾞﾀｰﾝ


「Aさーん！！！！」




私はこの子を一生守ると決めた。

『保健室のベッド…体の気だるさ…つまり事後?!!!』ｶﾙ「そんなに元気なら業務は割増にしといてやろう」『うわぁあすみませんでしたカルエゴ卿!!!てか何気に精神病院に連れ込もうとしないでください！！！』→←『申し訳ないけど写真のバックアップ取ってるんですよね万が一のために。』ﾊﾞﾗﾑ「いや万が一って君今までも捕まったの？？」『あっはい警備に数名係で押さえつけられて…危うく魔関署に突き出される所でした。』ﾊﾞﾗﾑ「…よ、よく今の今まで逮捕されなかったね…」

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