あ、あれは！女子だ！！！！

【番外編】メリークリス魔ス!!　　7.女子組+変態+魔王を目指す子+優しい子 ページ46

8人目。ケロリの元へ向かう。

「…いらっしゃい。」
『わ、ケロリさんのお母さん…！』

ケロリの家族は皆無表情の氷の家系だというが、そんな話も忘れてしまうくらいお母さんが嬉しそうにしていた。

「ケロリったらまたアクドル終わって疲れて寝ちゃったのよ…あの娘ったら」
『ケロリさんいつも頑張ってますもんね。これ、プレゼントです』
「まぁ、ありがとう。あの娘もきっと喜んでくれるわ」
それを持ったお母さんが微笑みを浮かべていた。正直氷の家系とは思えないほど暖かくて素敵な家族だったな。
あとシンプルに顔がよかっ…ゔっ

◇

9人目はエリザ。
何故か女子の寝室に入るのは正直気が進まなかったのでご両親に渡しておいた。

「…お前にもそんな感情があったとは…」
『なんでそんな吃驚するんですかね。』

隣の先輩が珍しい物を見るかのような顔をしていたが無視しておいた。

◆

10人目はカムイくん。
あの子とは気が合いそうだったのでグラビアアクドルの雑誌をおいt

「没収です。」
『ぁ"ー！私の秘蔵が!!!』
置く前に没収されたので渡せなかった。

「こちらの方のプレゼントを渡しておきますね。これは燃やしておきます」
『あわわわ…わ、私のが…!!』
先輩はああ見えて鬼畜であることが今回分かった。

◆

11人目はサブノックくん。
SDのヤマンダさんが出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ。」
『こんばんわ！サブノックくんはどうですか？』
「ええ。帰省されて、楽しそうにされております。」
『良かった！…ではこちらを』
「こ、これは…サブロ様が欲しがっていらした魔王の…？!」
『まぁ、コネですね』

サブノックくんが欲しがっていた、非公開の魔王伝書を貰ってきた。もちろん理事長経由だ。
イルマと目指しているらしいし、これぐらいどうってことはない。

私の発言に吃驚しながらもヤマンダさんは有り難く受け取ってくれた。

◆

12人目はガープくん。
彼の好みに合わせて木刀を買ってきた。

優しい子でいつも癒やさせて貰っているお礼のつもりだ。

『…オトモダチを100人欲しいって言ってたからなぁ…叶えられると良いね。』

私達はガープくんの所を配り終え、遂に最終へ。
待っててね。イルマ

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