【番外編】メリークリス魔ス!! 3.意外な人物が参戦 ページ42
『あ。カルエゴ先輩』
認識阻害眼鏡をかけていても分かる。
あれはカルエゴ先輩だ
「待ちなさいカルエゴくん」
逃げようとした先輩をすかさず捕まえてくれた。ナイスです
◆
「なんっでアンタ達がッ…」
私達に捕らえられた先輩は不満を漏らす。
「そう言って私達とプレゼント選びしたかったんですよね?ねカルエゴ君?」
「知らん…!そもそもそんな企画には入らんと言ってるだろうが…!!」
「まぁまぁ、暇でしたらプレゼント選びに協力してください。」
『そうです!暇なら協力してくださいよ!あ、じゃないと今度イルマに召喚シールを__』
私が弱みを出すとすかさずシールを奪い取られて承諾してくれた。
…本当にいやいやだったけれど。
◇
『あ、これとかどうですかね』
「まて。奴にはこっちの方が似合う。」
…やはり生徒のことはきちんと見ているんだな。律儀に手帳も取り出しているし
『やっぱ先輩ったらツンデレ〜』
「あ"?今すぐに此処を離れても良いんだぞ」
『ゴメンナサイ、やっぱ先輩しか適任がいないナー』
後半になっては棒読みになってしまったが謝ったので大丈夫なはず。
「A、こっちへ」
生徒へのプレゼントを大半選び終えた所でオペラ先輩に呼ばれた。
美人に呼ばれたら行くという法則が私にはあるので行く
『…どうしました?』
「今日はカルエゴ君に付き合って貰ったので彼にもプレゼントをと。」
『ほほう。…あ、これって…』
「ふふ、彼に渡すのが楽しみですね」
にやり。私達は顔を見合わせて笑った
◆◇
問題児クラスの皆に配る用のプレゼントを全て選び終えた所で、買い物が終わった
ちなみに理事長のご厚意で代金は全てあちらに行くようになっているので心配はない。
「いやーカルエゴ君がいて助かりました。
あ、これプレゼントです」
『私達からの愛の籠もったプレゼントです♡』
「きッさまら!!!何の当てつけだ!!」
そう言う先輩の手には"モフエゴ先生"によく似たふわふわのキーホルダーが。
カルエゴ先輩は大層不満を述べながらも受け取ってくれた。
『まぁまぁ、問題児クラスの皆も喜びますよ』
「そうですよカルエゴ君。皆さんの笑顔がプレゼントだと思ってください。」
「…ふん、いいだろう。その代わりき·ち·んと配れよ」
不機嫌な顔だが珍しく肯定してくれた。
「精々魔関に突き出されないようにな」
『ふふん!私を誰だと思ってるんですか"モフエゴ先生"?』
「捻り潰す」
仕返しに言ったが腕を捻られた。
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yuki(プロフ) - 応援の言葉有難うございます✨wwwwこの小説から元気貰えてたなら良かったです笑笑これからもぜひとも宜しくお願いします☺️ (2022年12月15日 15時) (レス) id: c452b11b04 (このIDを非表示/違反報告)
mm - いつも変態な夢主ちゃんに希望を貰って生きていますありがとうございます★応援してます!! (2022年12月14日 23時) (レス) @page22 id: cfb269294a (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - あいさん» ありがとうございます笑笑これからも変人な夢主ちゃんを書いていきたいと思います✨✨ (2022年12月11日 18時) (レス) id: c452b11b04 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 面白いです!! 夢主ちゃん元気だなー、、好きwww 続きも頑張ってください (2022年12月11日 18時) (レス) @page1 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuki | 作成日時:2022年12月10日 12時