誘惑なんて。貴方のせい。 ページ39
「…あら。行っちゃった」
『催淫香水なんてそんなのほぼ強制的に誘惑出来るじゃないですか…』
「ま〜そうねぇ…。彼女の頑張りは分かるんだけどあれじゃあねぇ…」
クララによる異臭騒ぎなどなど,間近で見てきた私なら知っている。
だけど。
『…だけど、彼女だって化けれると思うんです。立派な乙女に、ね』
Aは柿色の夕日に向かって手をかざし,思いっきし握りしめた
その雪色に染めたような顔を紅潮させて。
ライムが瞳を大きくさせて、驚いた表情で見ている
「…やっぱり貴方、今からでも誘惑学の教師になったほうが……」
『それはぜったい!いやです!』
舌を出し悪戯っ子のように笑った彼女は、クララの行方を追うかのようにライムから顔を逸らした。
____
風がなびく中。一人の少女が寝そべるかのようにしている
「…まさか私に色気がなかったとは…盲点。」
あんなものが無くたって、私だって。
"また珍妙なことを"
"壊滅的だな"
そう心の中で思うがやはり傷ついた傷は塞がらないのだ。
一人の少年の影が少女を覆う。
「クララ!…探してたよ!」
ぱっ、とクララの顔が明るくなる。
だがそれは直ぐに沈んだ
「目を離すとすぐどっか行っちゃうから…」
「…だよね。何するか分かんない…」
きゅっと制服の袖をばれないように掴んだが。
「女の子一人じゃ、あぶないもんね。」
女の子。おんなのこ。そんな言葉が頭の中で反響する。
「おんなのこ…そう思うの?」
「えっ、うん。なんで?」
イルマは摩訶不思議と言ったような感じで頭をハテナにする。
当然、と言ったような感じでイルマは言ったがクララにとってそれはとても嬉しかった
「えっ、うわちょっ…」
いつか、
「___いつかメロメロにしてやるぜ」
イルマに向かってにやりと笑ったクララはとても格好良く、美しかった。
まるで大人びたかのような同級生にイルマは胸をどきりとさせた。
____
「あらまぁ、あらあら。」
職員室に居残っている二人の教師は顔を合わせる。
『だから言ったでしょう?人生何事も挑戦ですって。』
「…えぇ、ほんと。貴方は私の斜め予想をいつも行くわね。A」
『はいはい。
「あら、その名で呼ぶの久しぶりじゃない?」
『…まぁ、不本意ですけど…』
「もぉ〜素直じゃないんだから!収穫祭はアシスタントに入ってもらうわよ」
『それは!嫌です!!』
2人の教師は暫しじゃれ合ってたと言う。
【番外編】メリークリス魔ス!! 1.クリスマスイブに作戦会議→←誘惑。それは悪魔にとっての攻撃手段の一つでもあり、(名前)の黒歴史でもある。
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yuki(プロフ) - 応援の言葉有難うございます✨wwwwこの小説から元気貰えてたなら良かったです笑笑これからもぜひとも宜しくお願いします☺️ (2022年12月15日 15時) (レス) id: c452b11b04 (このIDを非表示/違反報告)
mm - いつも変態な夢主ちゃんに希望を貰って生きていますありがとうございます★応援してます!! (2022年12月14日 23時) (レス) @page22 id: cfb269294a (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - あいさん» ありがとうございます笑笑これからも変人な夢主ちゃんを書いていきたいと思います✨✨ (2022年12月11日 18時) (レス) id: c452b11b04 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 面白いです!! 夢主ちゃん元気だなー、、好きwww 続きも頑張ってください (2022年12月11日 18時) (レス) @page1 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuki | 作成日時:2022年12月10日 12時