盲目少女.

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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

あ、煎じかな？

『はーい！煎じ？』

煎じ「うん。もう支度できた？」

『うん！ちょっとまってね！』

上着を羽織って外へ出る。

すぐに煎じが触れてくれるのがわかる。

でもその手はいつもより熱を持っていて…

『なに、煎じ。緊張してるの？』

煎じ「そんなわけないだろ。いつもの練習なんだから。…それよりAがみんなと仲良くできるかの方が心配だわw」

『余計なお世話だよっ！でも、目の事、あんまり聞かれないといいけどなあ。』

煎じ「っ！…うん、そうだね。まああいつらなら大丈夫だよ。」

やっぱり煎じ、様子が変。でも変に聞きたくないしな…。

そんなことを考えながらいつも通りおしゃべりしながら歩いていると、煎じが私の肩を叩いた。

『ん？ついた？』

煎じ「うん。どうする？すぐ入ってもいいけど、外にみんなを呼ぼうか？」

『うーん、でも申し訳ないから行ってみるよ。うわー、緊張してきた！』

煎じ「大丈夫だって。みんないいやつだから。まあアホもいるけどな…」

『ふふっ、煎じが言うなら大丈夫かな。』

そう行って建物の中へ入って行った。

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革ベルト

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にーちゃん

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