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23話 ページ26

ーAsideー



どんどん顔が近づいてきて、私はギュッと目を閉じた。




すると、




グイッ



私の右手を誰かに引かれ、胸の中におさまる。




目を開け、相手をみてみると...




莉犬くんが真剣な目でキスをしようとした男の人を見ていた。



り「おまえ、酔いすぎ!俺達、先に帰るから!」



男1「お、おう...。」



そう言うと、私の手を引っ張って店を出た。









タッタッタッ...


私と莉犬くんは黙ったまま手を繋いだまま歩き続け、
公園に入った。



ピタッ



莉犬くんが止まり、私も立ち止まり、莉犬くんを見ると、彼は申し訳なさそうな顔で私を見ていた。



り「...ごめんね、大丈夫?」



あ「は、はい!大丈夫です!」



り「ほんと?.......手、震えてる。」



あ「え...。」



自分の手に目を落とすと、確かに震えていた。



あ、恐かったんだ...私。



そう思っていると、莉犬くんが私を引き寄せて抱きしめた。



り「ごめん...嫌だと思うけど...。」



そんなことないよ。



莉犬くんの体温と心音を感じて、落ち着いてきた。



とても心地良い。




り「俺もね、寂しかったり、落ち込んでたり、悲しいことがあった時、抱きしめてくれたんだ。そしたら、だんだん落ち着いてきて、安心できた。」




そうだったんだ...。




り「...その人がいるからグループに入って、ずっと着いていこうって思ったの。まぁ、今も不安な時は抱きしめてもらってるけど。」



莉犬くんはクスッと笑った。





あ、その人って...




莉犬くんは私の目を見つめ、微笑んだ。




り「うん...、なーくんだよ。」




莉犬くんの今の顔を見るだけでわかる。




大好きで、尊敬してて、




1番信用してること。







あ「やっぱりななもりさんは凄いです!!!」




莉犬くんは驚いた顔をしていたけど、ニコッと笑い、




り「うん!凄い!!」



いっとき、私と莉犬くんは笑いあって、家まで送ってくれると言ってくれたので、莉犬くんとお話しながら帰った。








手を繋ぎながらー。



















(家)



こ「おかえり〜...って!!!おい!なんで手繋いでるんだよ!!??てかなんで莉犬くんが!?!?」





り「ひみつ〜♪」









ーーーーーーーーーーーーー
オリキャラ登場!
親友の佐川優愛については設定をご覧下さい!

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しょっしっんっしゃ。 - 私は夢小説書くの苦手なので、尊敬(*≧∀≦*) 兄弟系好きだし、この小説とても面白いです! びおれさん他の小説なども無理をしない程度に更新頑張ってください!応援してます! (1月18日 23時) (レス) @page13 id: b62553375b (このIDを非表示/違反報告)
tv - 兄弟系好きなんですよね (1月13日 14時) (レス) @page3 id: d63a8d7f06 (このIDを非表示/違反報告)
- ビオレさんはとてもすごいですね。私は全然上手く小説などができたことがないので羨ましいです。応援しています。頑張ってください☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (6月14日 19時) (レス) @page2 id: 4e27229dfb (このIDを非表示/違反報告)
蒼鉛 - びおれさん!すっごく面白いです!更新頑張ってください!まる。 (2020年11月16日 20時) (レス) id: 0d8498869d (このIDを非表示/違反報告)
りこ - りいぬくんオチがいいです! 更新頑張ってください!応援してます! (2020年11月12日 16時) (レス) id: 0909783799 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びおれ | 作成日時:2020年7月26日 2時

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