烏野2年の人気マネ 5 (続編) (ページ38)

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京谷「…」

矢巾「…」

及川「狂犬ちゃん！」

菅原「及川…ドSだなぁ…」

清「いいチームじゃねぇか…
ちゃんと向き合えよ…」

及川さんが京谷にボールを渡す

及川「よく打った」

京谷「うっす」

菅原「もしあの16番がうちに居たとして

今の場面、自分だったらどうするかな…
及川、やっぱりあいつ凄くて…怖いわ」

旭さんのスパイク

澤村「叩け！旭！」

西谷「旭さんさすがっす！吹っ飛ばしましたよ！」

旭「あざーす！」

澤村「先輩はどっちなのか…」

次に金田一のスパイク

及川「(お前の打点は、あとボール1個ぶん先だ！)」

金田一のスパイクがきまる

金田一「しゃぁあああ！」

影山「(キレのあるブロード、金田一の動きが
インハイの時と違う)」

日向「大王様ってやっぱすげぇな！！」

影山「分かんのか？」

日向「なんかすげぇのは分かる！だがしかし！」

日向「俺が居れば！お前は最強だ！」

A「…(ﾆｺｯ)」

岩泉「ふん！かっけぇな、おいっ！」

及川「全くだよ…」

影山「拾われまくりが何いってやがる?」

日向「なんだと！」

田中「根拠のない自信！いいね！」

日向「あ、ありますよ！根拠！」

影山が日向にトスをあげるが

日向「持って！こーいやぁあ！」

日向「(前に跳びすぎた…ネット近ぇ！)」

菅原「(トスがネットに近すぎないか？ほぼネットの真上だぞ？)」

影山「誰もいねぇ！打ち下ろせ！」

及川「前だ！」

日向のスパイクがきまる

嶋田「よーし！ブレイク！」

滝ノ上「よしよし！」

嶋田「手首のスナップだけで打ってるから威力は弱いけど…ブロックさえ振れればあの位置は拾えないよな」

田中「おいっ！すげぇな、真下だったぞ！狙ったのかよ？」

影山「日向がネットに近かったんで、トスも近づけました上手くいって良かったです」

及川「飛雄の天才っぽいとこは技術とかより多分馬鹿な所だよね」

及川「普通ならためらう所を迷わず突き進む
それがいい方向でも、悪い方向でも」

及川「(夢中になったら周りが見えず
誰もついてきていないことにも気づかない)」

及川「(でも、飛雄の先を行く馬鹿が現れてしまった)」

日向「ブロックがいないとこに跳んだまでのこと！」

岩泉「ここで来たか、10番」

及川「あぁ、あの2人にはいちいち驚かされるよ」

岩泉が及川の方を向く

及川「でも、バレーは6人で強い方が強い」