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溝口「バカお前!もうちょい軟打とかフェイントとかあるだろ!」



京谷「攻撃は強打が決まんなきゃ気持ちよくねぇっす!」



日向.田中「「…」」



西谷「はははっ…」



及川「はぁ…」



田中「頭がキレるやつとは?」



影山「かもっつっただけっすよ!」



日向「フェイントの快感を知らないなんてもったいないやつめ!」



及川さんは京谷にトスをあげる



及川「狂犬ちゃん!」



京谷がスパイクを打つがブロックに止められる



烏養「あの、あくの強そうな感じとあの不安定さ、ここまで試合にでていなかった所から見てもあの16番は諸刃の剣なのかもな」



及川「…(イラッ)」



日向「あの16番のスパイク!グイン!ギュンッって感じでカッコいいです!」



及川「(そうだろ?そうだろ?狂犬ちゃんにあるのはジャンプ力は当然、並外れた背筋.腹筋)」



及川「(グッと反ってタメをつくりそこからはじきだす!)」



及川「(ブロック抜けたらそうそう拾えないよ…)」



京谷のスパイクがきまる



日向「(レシーブ乱れた!)」



及川「(わざとだよ…)」



日向「(狂犬!さっきよりテンポ早い!)」



日向「(セカンドテンポ!)」



京谷がスパイクを打つ



及川「(諸刃の剣は100も承知!だからこそいかしてみせる!)」



縁下「えげつない角度だ…」



菅原「自分の手でブロックひっぺはがすのは、セッターならではの快感だよなぁ…」



日向「(またスパイク打てないまま後衛かぁ…)」



A「(翔陽が凄いしょんぼりしてる…)」



影山「(よし!行くぜ!)」



シンクロ攻撃



影山があげる先は日向だ



日向「(初!バックアタック!)」



日向の攻撃を及川が止める



及川「今が使い時だーって思った?」



及川「俺も思った☆」



影山「(平常心…平常心…平常心…)」



日向「(俺のバックアタックデビュー!)」



及川さんの挑発により影山と日向は敵対心を燃やす



菅原がベンチに行く



烏養「16番の異物が入って対応がさらに難しくなっている、だがこのまま持っていかせやしねぇぞ!」




菅原「はい、でもその前に」




及川「(あ、来た)」




及川「(サーブトスいい感じ)」



及川さんの打ったボールが澤村さんの頬をかする



澤村「(顔を思い切り引っぱたかれて現実に引き戻される感覚)」



澤村「(勝ちを譲れないのはお互い様で、そのための鍛錬をしてきたのもお互い様)」

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作者名:yukiusa | 作成日時:2022年5月19日 23時

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