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Aside
痛い
本当に、痛い
体が段々と熱くなり、その熱さで酔ってしまいそう
川端君は私の姿を見てさぞ嬉しそうに微笑んだ。
川端｢流石だねぇ……生きてたんだ｣
｢あんな拳一つで死ぬわけないでしょう？｣
嘘、死にそう
川端君の隣で揺れ動く織田作は相変わらず私を睨んでいた。
どう倒すべきか
きっと、何か方法がある筈だ。
あの時は……そう、体の何処かしらに付いた赤い結晶を壊したら消えて消滅したんだ。
自分の異能力に勝てる訳がない
そんな理屈をひっくり返した戦争だった。
私は目を細めて織田作をよく観察する。
……あれ
織田作の首……あんな痣、あったっけ？
｢ッうわ！！｣
織田作が突然足を振り上げてきた。
私はそれを何とか避け、お腹を狙って蹴りを繰り出す。
然し私の足は織田作のお腹を通り抜けた。
あぁ、やっぱり……！！
織田作を倒すには、首を狙うしかない！
どうする……どう隙を狙う！？
川端｢僕はさ、あの時姉ちゃんが忘れたお弁当を届けるためにその日の仕事場に行ったんだ。
きっと喜んでもらえるだろうなって、心を踊らせてたのを覚えてる。
でも、僕が見た光景は何だったと思う？
お前が姉ちゃんを殺してたんだよ！！｣
織田作を相手にしながらも、川端君の悲痛な声に耳を傾ける。
川端君は己の髪を掻きむしりながらがむしゃらに叫んでいた。
川端｢あれを見た僕は決めた！！
絶対に……絶ッッッ対にお前を殺すって！｣
｢………違うよッ……｣
私の口から零れた言葉は、驚くほど情けない言葉で
私がこんなこと言う資格はない
分かってるよ
そんなの、私が一番分かってる
川端｢何が違うんだよ……何が！？
答えろよ！！｣
｢私だって鈴さんを殺したくなかった！！
殺したくなかったよ、初めて殺しという行為を憎んだよ、あの日は！！
でも、あの日は………！
身体操作系の異能力者を追ってて……！！｣
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りーこ(プロフ) - 更新めっちゃ楽しみにしてます！！！ (7月22日 22時) (
レス) @page38 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
シフォンヌ(プロフ) - 更新楽しみです！いつでもいいので更新お願いします！！ (2023年5月14日 21時) (レス) @page38 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
storm - 受験お疲れさまでした！そして合格おめでとうございます！！！ (2022年2月15日 21時) (レス) @page30 id: 5bdda0872c (このIDを非表示/違反報告)
シロクロ(プロフ) - おかえりなさい！合格おめでとうございます！無理をしずに更新頑張ってね！ (2022年2月13日 21時) (レス) @page30 id: 493d9ecabc (このIDを非表示/違反報告)
滝夜叉姫 - おかえりなさいませ！受験お疲れ様でした！合格おめでとうございます！更新楽しみにしています！ (2022年2月13日 0時) (レス) @page30 id: 8c08499bcc (このIDを非表示/違反報告)
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