＊ ページ35
Aside
柊｢おはよーー！！｣
元気な声と共に柊先生が教室へと入ってくる。
それに怯えた顔で出迎える生徒たち
まぁ、無理も無い………何せ、昨日は５人を殺したのだから
………たかが５人で、何を怯えてるんだか
………いけない、こんなことを考えてはいけない
私は小さく深呼吸をして、胸を押さえた。
何時ものように起立、礼、着席をした後、先生は大きく腕を回した。
柊｢さぁ！今日も張りきって課題を熟してもらおうか！
皆心の準備は良いかぁ？｣
反復横飛びをしながら私達に問い掛ける
……元気だな……
柊｢まずは里見の証言を思い出してみよう！｣
里見『あの動画があんなふうに加工されてて驚いたよ』
柊『なら、お前が加工した訳ではないんだな？』
里見『あぁ、宇佐美の鞄にDVDを入れたのも俺じゃあない！』
柊｢つまり、里見に動画を撮らせた生徒がいるってことだ｣
でも里見はその名を昨日明かさなかった。
きっと、何か事情を抱えた人物なのだろう。
それを把握の上で明かさなかった………のかな？
真壁｢その犯人を探せって事ですか｣
柊｢ピンポーーン！！｣
浅見｢先生……それが分かったら、私達は自由になれるんですか？｣
柊｢そいつが全ての元凶ならねぇ｣
元凶とは、思えないけど
先生は又もや笑顔で自分の手を上げて見せる。
柊｢さぁ！
我こそはと言う人！！
手を挙げてー！！｣
いいや、挙げる訳無いでしょう。
そう誰もが思った。
だが、今日はいつもと違う。
何時もと違うが、之が最も普段の日常と似ているとは、おかしな話だ。
甲斐｢……俺だよ｣
先生が、歪んだ笑みを零した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
