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Aside
柊「お前らの動きを見て何も警戒してなかったと思うか？」
そういった先生は机に足を起き裾をめくって見せた。
そこには今里見が手にしているはずの腕時計が
やっぱり奪った方の腕時計は
柊「形勢逆転だぁ……。
お前ら全員黒板の前に並べ！」
先生は動こうとしない人の背中を叩きながら前に行くよう促す。
柊「はい、水上も並べー」
私の背中を叩いた先生をチラリと見る。
「殺すんですか」
柊「忠告はした」
「………そう」
私はするりと先生の横を通り抜け、黒板前に足を進める。
皆が黒板の前に並んだことを確認した先生が一つの椅子に腰を下ろす。
柊「さて……君達の上には、爆弾がある」
その言葉に悲鳴を上げながら逃げようとする者を「動くな！」という言葉で止める。
その先生の目を見て恐怖を感じたのか、女子を初めに叫びはじめる。
「待ってぶっきー！私たち関係ないから！」
「そうですよ、やったの男子ですよ！？」
「はぁ！？」
「俺達でもねぇよ！」
柊「はいはいはい、静かにー」
最初はどこにでもいる教師のように注意をしていたが、皆は全く聞く様子はなく
柊「おい！手前ら静かにしろ！おい！」
先生が勢いよく立ち上がり机を私たちに向かって投げた。
それにより騒いでた人も黙り……というか、声が出なくなり先生を見つめる。
柊「之は連帯責任だ。
さぁ………死んでもらおうか」
先生が腕時計に手を近づける。
その時だった。
甲斐「どうせはったりだろ！？」
甲斐が声を荒げた。
前々から思っていたが、甲斐って結構な勇気を持っているよね……。
人質実行犯に歯向かう人質かぁ………あ、でも私も同じような物かな。
甲斐「お前は俺達を殺さない………いいや、殺せない。
中尾だって生きてるんだろ？さっきの爆破も態と誰もいない処を狙った。」
甲斐はもう一度お前は俺達を殺せない、という。
まるで確信したかのように
それを聞いた先生は目を細める。
柊「……分かった。お前がそこから動いたらボタンを押す」
甲斐の体が強張るのが分かった。
甲斐「手前……！」
柊「おいどうした？来いよ
はったりだと思うならリモコン取り返しに来いよ」
今朝と同じだ。先生は甲斐を煽る。
それに甲斐は挑発にのりやすい……厄介な組み合わせだ。
甲斐が震える足で、リモコンを取り返しに行こうとしたときだった。
諏訪「名乗り出ればいいんでしょう！？」
諏訪さんの声が響いたのは。
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雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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