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「ちょっと、呪霊の呪の字も出ないじゃない」
「喜ばしいことでしょ」
「今は寧ろ苛立たしい限りだわ」
腹が減ったので私達は近くのコンビニでおにぎりを買う。私は抹茶エビマヨおにぎりにした。3人に味覚どうなってんだと言われたが容赦なく目潰ししといたので問題は無い。
「流行ってたのはバンジーっスよね、『飛び降りる』っていう行為が鍵なんじゃないっスか？」
「それはもう虎杖で試しました」
「ノーベル強靭賞あげたいくらいに勇ましく飛んでいきましたよアイツ」
「死んだみたいな言い方やめてくんね？俺もう1回死んでるから」
なんだよ1回も2回も一緒だろどうせ宿儺さんが治すんだから。2つ目の抹茶コンソメおにぎりを口に運んでいると、さっきの不良ABのどちらか1人が女性を連れてきた。なんと八十八橋に行ったことがあるらしい。
もすもすとおにぎりを食べながら話を聞いていると、更に驚くべきことが。八十八橋にはツミキさんも行っていたんだとか。え"？
「いいかい伏黒くん平常心だそう大丈夫なんてったって君の姉だ屈強に決まってる」
「津美紀は屈強じゃねぇ」
「そこじゃねぇだろ」
伏黒はあっけらかんと不良とその姉に聞いてみると言うが、内心とても焦っているのだろう。冷や汗が出ている。
伊地知さんに確認してみると、今手の空いている呪術師は2級。どうせ2級しかいないのなら私が…と言ったが秒で却下された。お前私に対して容赦ないなほんと。さては好感度カンストしてるね左の方に
「津美紀の姉ちゃん無事だったか？」
「誰ですか津美紀の姉ちゃん」
「問題ない。それより任務の危険度が吊り上がった、この件は他の術師ひ引き継がれる。オマエらはもう帰れ」
伏黒は面倒くさそうにしっしと手を動かす。私はコンビニで気になる抹茶アイスがあるからと言って車には乗らず、そのままコンビニの中へ入った。やっぱりこう洋食とか沢山食べてると恋しくなるよ、お茶系。
「抹茶ソーダ…？さすがにこれは……」
「150円になります」
ゴクリ。ふむ、意外と悪くない。
さて伏黒達の所へ行こうかな。そう思って八十八橋の下の川まで抹茶ソーダを飲みながら歩く。見ると領域が展開していた。恐らく少年院の時と同じ未完成のものだろう。こうなるととてもめんどくさい。
「3人とも大丈夫？生きて──ゴフッ」
「あっA！？」
瞬間、虎杖からのドロップキック。
続く (更新停止中)
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千景 - 更新されてるのかな〜……って１年前ｯｯ！！1年経つと望みは薄いか… (2022年12月29日 11時) (
レス) id: 08b0419968 (このIDを非表示/違反報告)
石ころ - 性格が好きです。頑張ってください！ (2022年12月23日 13時) (レス) @page4 id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
空白 - めちゃくちゃ面白いですね！続き楽しみにしています✨ (2021年10月16日 18時) (レス) @page4 id: 507c35d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
人間失格 - 虎杖くんのドロップキック痛そ…w 続き楽しみにしてます！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: e80a4daaf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - ちょうそ達３人です 虎杖と野薔薇分かり合えたら良い関係になると思います (2021年8月7日 10時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪翔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel
作成日時：2021年7月23日 22時
