夜に駆ける兎 (ページ8)

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モ「…まったく、大将になったのですからもう少し行動には気をつけてください」

「ごめん…なしゃーい」

モ「…大事な時にそれを言っては駄目です。幸乃進補佐、言葉を教えるのであれば真面目に彼に教えていただきたい」

幸「おいおい、そりゃ使う奴次第だろうよ」

　ニヤッと悪い笑みを浮かべる幸乃進にモモンガはため息をする。
これだから、この2人の説教は苦手なのだ。雪兎は幸乃進のことを間に受ける、幸乃進は狡猾。お陰で話が上手く進んだことがない。

　モモンガは「洗濯をする物はこれでおしまいですか？」と言い話を変えた。業務に関係の無いこともするあたり面倒見がいい男である。

幸「あ"ぁ"…確か無かったような＿服に着いてた小物(勲章)取ったか？雪兎」

　立ち上がった幸乃進は伸びをしながら答える。どうやら正座をしたせいで腰が痛かったらしい。

「ん？……キラキラしたやつのこと？それなら机に置いておいたけど」

幸「オーケー。なら大丈夫だな」

　幸乃進はモモンガに視線を送る。モモンガは返事をするように頷いた。

モ「ではこの服、持っていきます。私が居なくてもきちんと提出書類の方進めておいてくださいね」

「……」

幸「……」

　雪兎はニコッとキメ顔をし、親指を立てて幸乃進を見る。

「…幸乃進、よろしくね！」

幸「はぁ！？」

　その言葉を聞いたモモンガはお辞儀をし、彼らの服を片手に部屋を出る。閉めた扉の向こうから幸乃進補佐の嘆きの声が聞こえた…気がしたが気のせいだろう。

　幸乃進のためにも部屋に戻る前に何か飲み物を持ってこよう。モモンガはそう思想した。

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文章書くの難しい…
尊敬します。ほんと

そしてもうそろそろ二つ名が出てくるはず…です。
中将ナヅ・ケタガーリが頑張ってます。
どうやら、もともとに兎とついているので大変みたいです。

主人公の性格を干支性格診断というアプリで見たところ

気分屋、平和主義、器用、上品、繊細

だそうで。…大体当たっとるやないかー！
思わず笑ってしまいました。

因みに主人公にとって、
意気投合しやすいのが戌(赤犬)
反発しやすいのが酉(青雉)
意識せずとも妨害してしまうのが辰(天竜人？)
でした。ネタバレになるんですけど、実際私の頭の中のストーリーでは主人公とそんな感じになる可能性があったのでちょっとアプリに恐怖心湧きました。

次は数日後の話です。