【銀魂】銀魂高校のヤンキーと吉原商業のヤンキーがデキちゃってるらしい。II【高杉晋助】

【番外編】バイキングデート＿アポロ美味しい様リク ページ32

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お家デートはもうしないと決めてから1ヶ月。

またまたおデートに誘われたわよ♡

お外に行こうとのこと。

安全だね！！

うん！

『いってきまーす』

#

『やぁやぁ！
待ったかね？』

と待ち合わせ場所に偉そうに登場する私。

私服で壁に寄り掛かる姿はかっこよくて、周りの女の子の視線を集めていた。

「待った。」

時計を見て言うチビ。

かっこいい？前言撤回。

忘れてください。

「どっか行きてェとこあるか？」

『考えてねーや。
ん〜……あ、そこ。そこのバイキング行きたい。』

「色気より食い気か」

「ククッ」と笑いながらも連れてってくれる高杉は大好き。

#

『第一回、坂田Aの1人大食い大かーい！！』

冷めた目で見る高杉を無視して私は大皿を片手にケーキを取る。

これは……絶対美味しいぞ。

食べてないが分かる。

我が坂田家に代々伝わる甘党センサーがそう言っているのだ。

『おっ！アレは！！お店だと私達貧乏人には手が出せないケーキだ！！』

そのケーキの看板には【本日限定】と書いており、私は命に代えてでもアレを食べることを決意した。

『ん”〜っ！！』

TO☆DO☆KA☆NA☆I

クッソ〜

この身長を恨むぞ！

と言いつつ諦められない私は何度も飛び跳ねて取ろうとする。

その時、スッと横から手が伸びた。

その手はそのケーキを余裕のよっちゃんで取り、私のお皿に乗っけてくれた。

『あ、ありがとうございます！！』

それより、誰だテメェ。

「いえ。
ケーキを取りたそうにジャンプしてる姿がとても可愛いくてつい……」

なにこいつ。

イケメン？

紳士？

『かっ！可愛いなんて……』

「あなたは可愛いですよ。

それより、お一人なら僕と一緒に食べませんか？」

『あ、私1人じゃないんで…』

「いいじゃないですか。」

私の手をグイッと引っ張る。

『いや、連れがいるので…』

テーブルを指すと

高杉ィィィィィィィイ！！！

なんで、いないんだよ！？！？


「なんだ。
やっぱり1人なんじゃないんですか？

なら、僕と…」


「オイ。テメェ
何、人の女に手ェ出そうとしてやがる。」

パッと、上を見るとイケメン高杉君の登場。

私をぐっと抱き寄せた。

「テメェがコイツを狙いたくなるのは分かるが、
生憎コイツは俺の女なんでねェ…」

#

そして、テーブルに戻るとムスッとした高杉。

『あれ？嫉妬？嫉妬かなぁ？』

そう言うと「うるせェ」そう言われて頭を撫でられた。


【結論】

高杉は嫉妬させると可愛い。

【番外編】未来の私達【story1】→←【番外編】お家デート__しろ様リク

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