【銀魂】アイドルと（難アリ）女子高生

10話 ページ10

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『ただいま〜』

ネオン街のど真ん中にある、地下へ続く階段を降りて私は扉を開ける。

「うわー！Aちゃん、おかえり〜」

「Aちゃん。おかえりなさーい」

「お邪魔してるよー」


『ただいまです』

カウンターやボックス席に座る色々な人に迎え入れられる。


「おかえり。A。
３年生、初登校は？どうだったの？」

『まぁまぁかな。』

お母さんと軽く喋る。


「Aちゃーん！唐揚げ食べる〜？」

『いりまーす！』

カバンを持って、制服のまま女子大生の皆さんにご馳走になる。


ウチはバー。

所謂「飲み屋」である。スナックに近い感じかもしれない。
私が帰る時間は丁度お客さんがたくさん来る。


仕事帰りのおじさんから、合コン中の大学生。

彼氏がいないであろう女子大生達。

セクハラ上司を愚痴っているOLさん。

給料の話をしている(多分)新入社員さん達。


うん。

いい、社会勉強だ！

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