8話 ページ8
・
『あ、あー…
聞こえる?
突然ですが私ツキは歌を辞めます。
こんなネットでの発表となったことは本当に申し訳ないと思っていますが、
もう私は歌えないので、辞めることにしました!!
長い間、ご贔屓頂きありがとうございました!』
「っは?」
そんなツキの発表は俺のデビュー前日だった。
俺はシェアハウス住まい。
みんなで夕食後、リビングでダラダラしている時だった。
「なんだ?神威。うるせェな。」
とヒジカタが突っかかってくる。
「ツキが!!ツキが辞めるって!!」
携帯の画面を見せる。
「あァ、テメェの憧れの…」
「そうだよ!!ツキの為に頑張ってきたのに!!」
「うわああああああああん」とソウゴに抱きつくと「気色悪ィ」と突き放される。
「で?誰なんでィ?
その、ツキっつーのは。」
「ちょー可愛くて歌が上手い女の子。」
「へェ…興味ねェや。」
彼女の為に頑張って来たのに…
「目標が無ければ、俺…」
そんな言葉が思わず零れた時…
「お前がそんな気弱になると調子狂うだろ。」
そんな言葉を掛けてきたのはシンスケだった。
「んなの、俺等が有名になって、そのツキっつー女を迎えに言ってやればいいだろ。」
そうギントキも言う。
「だから、明日のデビューライブ。頑張ろうぜ。な?」
「そっか…そーだよね!!
俺、ツキに負けないくらい有名になって、ツキを迎えにいく!!」
また新しい目標ができた。
57人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん - 面白かったです!!!!続き下さい (2022年2月26日 17時) (レス) @page18 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
輝夜 - すっっごく面白いです。続き楽しみにしてます。 (2017年12月30日 10時) (レス) id: d97a8264fd (このIDを非表示/違反報告)
83猫(プロフ) - 十夜さん» 神威の予定です((ボソッ (2017年8月27日 6時) (レス) id: bf1fcb93f0 (このIDを非表示/違反報告)
十夜 - 誰オチなんですか? そもそも落ちますか? (2017年8月26日 15時) (レス) id: e91e7b2666 (このIDを非表示/違反報告)
83猫(プロフ) - ありささん» 了解です!応援ありがとうございます! (2017年8月26日 14時) (レス) id: bf1fcb93f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:83猫 | 作成日時:2017年6月29日 15時