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部活が終わって,祐樹を待っている。
なんか緊張するな・・・。
さっきから,鏡見て髪型チェックしたり,落ち着かなくて動いたり・・・
これじゃあ絶対祐樹の前で普通に出来ないよ///
ふと周りを見渡したとき,俯いて歩いてる女の子がいた。
もしかして泣いてる?余計なお世話だってわかっていても,ほっとけなかった。
あなた「大丈夫?」
女「あっ大丈夫です・・・」
顔見て分かった。祐樹に告白していた子・・・
女「A先輩ですよね?・・・私は祐樹先輩とのこと認めませんからっ!」
そう言った彼女の目には涙が浮かんでいた。
大きな目でキッと私をにらんでいた。
女「私のほうがずっとずっと前から祐樹先輩が好きだったんだから・・・」
私は彼女のこぼれ落ちた涙をぬぐう。
最初は片思いだったから,痛いほど気持ちがわかるの・・・
あきらめられないよね。
好きはそう簡単に止まらない。消すことなんて無理だ。
女「どうして優しくするんですか?私先輩の彼氏が好きなんですよ?」
あなた「・・・私も最初は片思いだったんだ。だから,少しわかるような気がして・・・でもね,祐樹は譲れないよ。私誰よりもスゴく好きだから。」
女「先輩が意地悪で嫌な人だったら良かったのに・・・認めてしまいそうになってる自分が嫌だ!」
あなた「正直に言ってくれてありがとうね。私はあなたの気持ちを無駄にしない。」
女「先輩・・・」
あなた「それじゃあね!ハンカチ使って?」
今言ったこと全部嘘じゃないから。
祐樹のこと好きな子の気持ちも酌んで,幸せになる。
祐樹が私を強くしてくれたから,ちゃんと向き合えた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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叶夢(プロフ) - つばささん» 私のボードに遊びにいらしてください♪ (2013年4月30日 6時) (レス) id: 1f56a06d7b (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - るいさん» この作品は私のあこがれを描いたんです。そういってもらえると嬉しいです(*´ω`*)続編考えているので楽しみにしてください♪ (2013年2月22日 16時) (レス) id: 1f56a06d7b (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - りなさん» ありがとうございます(o>ω<o)part3もそのうち始めますね! (2012年10月23日 23時) (携帯から) (レス) id: 92d443e669 (このIDを非表示/違反報告)
りな - はじめまして!!すごくキュンキュンしました(^^♪ (2012年10月23日 22時) (レス) id: 2f46f191af (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - あやさかさん» ひと段落っ!乙でした。 (2012年9月30日 15時) (レス) id: 6b75009217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶夢 | 作成日時:2012年9月9日 23時