３-３ ページ12
「うわぁ…」
「ここが食堂。ちょっと風変わりしてて「バナナ美味ぇ〜」…とこの様にいろいろ売ってるよ」
「そうなんだ…」
新鮮そうな顔をしているから、多分もとの学校には食堂が無かったんだろう。
「へぇ〜…ってころん君！あ！上杉君もいた！」
今！？とツッコむが目もくれず。
「二人とも食堂から回っているの？」
「あ、ああ。立花か。実はな…」
水無月が言っていたのはこういう事か…と、上杉君は話し始めた。
「俺たちは教室を出た。それまではいい。そっから急にコイツが…走り始めて。行先訊いたらドヤ顔してバナナ、だ。おかしいだろ。そしてついいていった結果、これだ」
バナナ定食ってなんだよ…とコボすのが聞こえた。
「上杉君どうし…あぁ！彩ちゃんだぁ！」
彩ちゃぁぁあん！！と突進してくる様子を見て。
「これAが見たら、「どいつもこいつも鈍い！！」って言いそうじゃね？」
「(こくこく)」
「ころん君！！」
「あーやちゃぁぁあん！！」
思わず呟けば、三者三様の反応が返ってきた。
「すっごい偶然だね！彩ちゃんも食道から？」
興奮しているころんが、彩ちゃんに訊く。
「うん。それにしてもすごいいっぱいあるね！割りばしが有料で売ってるのにも驚きだよ！！」
あー、それね。
「それ、一回俺ら六人全員が割りばし忘れて、五人が食堂までもらいにいったことがあるんだよね。そっから有料になったんだよ」
「へぇ〜…ってはぁ！？」
彩ちゃんが納得しそうになって目を見開く。上杉君はため息をついた。
「なんで六人同時に割りばしを忘れる。それにもらいに行ったのは五人だろ？後一人はどうした、一人は」
うわおズバッと切り込む質問調。
「実は遠井さんが割りばし一本持ってて…」
うんうん、と、彩ちゃんが頷く。
「それをかけた『だるまさんの一日』で俺が「待て」…どっした上杉君」
「………いや、もういい」
あそぉ？
本人もそう言っているみたいだし、「だるまさんの一日…」という呟きは無視させてもらう。
「んで、おれが勝ったから割りばしゲット‼」
「「・・・」」
引かれた？
「へ…へぇ…」
彩ちゃんが苦笑しながら頷いている。
そして上杉君は？
「あいつ毎日こいつらの相手してたのか…」
同情するような遠い目だった。
「ころんお前次ドコ行くん？」
「売店‼」
「また食い物かよ…。上杉君あんまり振り回すのはやめとけ」
「ぐぬぬ…じゃあ、彩ちゃんは？」
「う〜ん…あ、屋上、行きたいな！」
ラッキー王子たち←かなりテキトー
ななもり。 ←。つけた方がいい？
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珠梨(プロフ) - 彩華さん» 女神は永久的に保存しておくべし（真顔）← (2021年8月18日 12時) (
レス) id: daa172df0e (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - リクエストありがとうございます〜！甘え倒されるアーヤちゃんは、写真撮りたくなるね(笑) (2021年8月17日 11時) (レス) id: 868e856b61 (このIDを非表示/違反報告)
珠梨(プロフ) - 彩華さん» どっかの犯罪ｗｗ。そう、彩は天使。（真顔）。天使は絶対こう言う。ありがとう、彩よ (2021年8月11日 11時) (レス) id: daa172df0e (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - 名前ちゃん、写真は、写真だけはやめた方が良いぞ…「外見だけじゃない。中身」がめっちゃ刺さってしまった。ありがとう(涙) (2021年8月4日 13時) (レス) id: f356979ff0 (このIDを非表示/違反報告)
珠梨(プロフ) - 彩華さん» 素顔神よ！！先輩さんは…ん、最強。最強しか言えないね。メタは便利。← (2021年7月30日 16時) (レス) id: 649ffd19fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠梨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yukisiroayato/
作成日時：2021年1月1日 17時
