瞳の奥を見せて【黄×桃】After Story1

紫side ページ29

照史と寝室で話しとったんやけど…


さっき照史がご主人様に呼ばれて

俺もトイレに行っとったから

寝室には今誰もおらん。









はずやった。









紫「ぅえ？のんすけ、帰っとったんか！」


桃「っ濱ちゃん…！……おかえりー！」







そう言いながらごそごそと布団の中を漁っとる。






紫「何しとるんよ？」


桃「へ、あ、、いや。なんも。」





なんでこいつはこんなに嘘が下手なんや…笑




紫「ま、ええか…。


淳太はどこ行ったん？」



桃「…っじゅんたはご主人様のとこ。あきととおる」






……あれ？？

淳太となんかあった……？






桃「…なぁ濱ちゃん……」


紫「ん？なんや？」









.









桃「…後悔しない、、ってなんやろな。。」









は、、、？



紫「え、、望……？」




桃「んや。なんでもない。。」




淳太になんか言われたんやろか…？




桃「それより濱ちゃん！


好きってなんなん？いくつも種類があるん？」









紫「あ、え……？！


な、なんで急にそんな、、？」




望の話がころころ変わるのについていけてへん…笑


これも淳太とのやりとりが原因なん？






桃「うーん、、、じゅんたに好きって言われた…」






お、おお！

淳太が告ったんか！！




桃「でもな。俺、濱ちゃんもあきとも好きやねん。

せやけど、なんかちゃうねん。


なんか、っちゅうのがわからんのやけど。。


頭撫でられて目を見ると吸い込まれそう…

……ってわかる？」





そっか。。

『恋』を知るようになったんや。

兄貴は今とても嬉しいぞ！！

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