瞳の奥を見せて【黄×桃】After Story1

黄side ページ28

またあかんかった。。


いや、やって言えへんし！

言えへんやんか、、そんなん。



あんな、純粋無垢なのんちゃんに恋愛を教えるとか。



しかも、相手が俺じゃあ、、

可愛らしい女の子とかやないねんもん。





俺らの部屋に戻りながらまた悶々と考える。



のんちゃんと手を繋いで。。








赤「おー、淳太さま！！


なぁ言うた？？言うたんか？！」




黄「ほんまにうっさいで、しげ」



赤「なんやねん、もう。

言えへんかったならそう言えやー。」




なんでこいつはお見通しやねん、、

見とったんか？






赤「まぁ、そんなことより。。

さっき照史がご主人様のとこに呼ばれとったで

確か、淳太さまもやったよーな…」






黄「はあ？おま、そういう大事なことははよ言えや


ごめん、のんちゃん。先部屋戻っといて」



桃「ん、わかった。」






しげのやつ、これ何回目やねん！笑






…のんちゃんが少し寂しそうな顔しとったのには

全く気づかへんかった。


それをしげが溜め息吐きながら見てたのも。。





―――――――――




黄「お父様、遅れて申し訳ございません！」


橙「淳太さま！」



中「おお、淳太。待っとったで

明日藤井くんのところに書類を提出せなあかんのや

頼まれてくれへんかな？」





明日……




黄「明日はお父様のご友人と会食では？」


確か、俺も照史もついて行かなきゃあかんやつ。


中「せやったわ。忘れとった…」






濱ちゃんには書類をまとめておくように伝えとる。


そうすると残るのは……




橙「のんちゃんに頼むか。」


黄「それしかないな。」




書類を渡すくらいなら大丈夫やと思う…

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