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作者はピアノを習っていたり、見に行ったりしたことは無いため、演奏会とはどのようなものなのかは知りません
＿＿
あの件から数日後…
私はピアノの演奏会に来ていた
いや別に私が弾くとかじゃなくて…
なんか知らないけど誘われたんだよね〜友達に
まぁそのはずなんだけど…
絶賛迷子です☆←
あれ、此処どこ？私友達と居たはずなのに居ないんだけど←
こんな広いとこに1人は無理だっぴ…
…〜♪
この後…ピアノの音？いやでもホールからじゃないのは分かる
だって近くから聞こえるから…何処だろう
私はピアノの音色を辿って一体何処から聞こえているのかを探し始めた
「……あれ、此処から…」
目の前にあるのはピアノ…弾いているのは金髪にグラデーションのかかった髪をしている中学ぐらいの男の子
そしてそんな音色を聞いているのはその男の子に似ている女の子…
もしかして…兄妹？
女の子「…あれ、AYAさんだ！！」
「あ、バレた…」
男の子「AYA…！？」
はい、2人にバレました←
正直あの件があったからバレたくはなかったな…
スタッフさんから聞いたんだけどあの件のライブについてはテレビ放送もしないしアーカイブとして投稿しないらしい
かと言ってファンの子に拡散されたら終わるんだけどね
女の子「わぁ…！！本物だ…！私、AYAさんのファンなんです！！」
「！お、そうなの？嬉しいな〜」
男の子「お、オレも…です」
「敬語慣れてないかな？別に敬語じゃなくていいよ？あ、女の子もね」
咲希「いいんですか！？あ、私天馬咲希です！こっちはお兄ちゃんです！司っていいます！」
「咲希ちゃんと司くんね。私はAYA…綾坂Aだよ。よろしくね」
本名を言うと2人は"言っていいの！？"と言わんばかりの顔をする
いやまぁ言っちゃいけないとは思ってるけど…
2人は別に言いふらすーとかみたいなことしないだろうし…
可愛い子達には教えるんだよ←
「ピアノ上手なんだね司くん」
司「母さんから習っていたからな…それに咲希に教えてやれるように」
「なるほどね…ねぇ、私も聞いてみたいな。いい？」
咲希「もちろん！！お兄ちゃん、頑張って！」
司「お、オレが弾くのか！？ま、まぁいいが…そこで聴いててくれ」
咲希「Aさん！こっち！」
咲希ちゃんが座ってるところに案内されて私は咲希ちゃんの隣に座る
司くんはピアノの椅子に座りピアノに向き合う
…何を弾いてくれるのかな
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作者名：雪沙 | 作者ホームページ：http://114aaeesad
作成日時：2023年3月5日 23時
