百二十二話 ページ32
新山が浪士組に入隊してから数ヶ月…
A『にーいーやーま!』
新山『っ!?…なんだ、また桜坂さんですか。』
A『何だとは何だ…。なぁ、これから…』
新山『嫌です。』
A『まだ何も言ってねぇだろ…。』
自分から入隊を志願した新山だが、一向に他の隊士たちと関わりを持とうとしない彼を見兼ねて、Aはこのように毎日彼に絡みに行っているのだ。
新山『また説教ですか?…その話は何度も言ったでしょう。』
A『あのなぁ…』
新山『別に俺一人でも問題ないですよ。』
A『お、ま、え、は、もっと素直になれ!!』
新山『俺は至って素直です…っ!』
両手の拳をグリグリと押し付けてくるAの腕をつかみ、どうにか押しのけようと小競り合いを続けていると、出かけていた原田、永倉、藤堂が帰ってきた。
原田『またお前ら遊んでんのか?』
A/新山『遊んでねぇし!/ません!』
藤堂『お前ら息ピッタリじゃん…。』
永倉『ま、喧嘩するほど仲がいいってよく言うしな。』
A/新山『良くない!』
永倉『…ほらな?』
二回もかぶったことが気に食わないのか、2人の小競り合いは収まる気配がなくなってしまった。
そんな日々がここ最近ずっと続いている…
…そんなある日。
夕餉の時間になってもなかなか現れない新山を不思議に思ったAは、土方に聞こうと顔を向けると、それより先に沖田が口を開いた。
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聖奈 - 名前変更します。蒼空(そら)にします (2018年5月19日 5時) (レス) id: d7db9c51fd (このIDを非表示/違反報告)
聖奈 - 心音聖奈で、ホムペ作りました!お手間をお掛けしますが、そっちでコメ返宜しくお願いします! (2018年5月18日 18時) (レス) id: d7db9c51fd (このIDを非表示/違反報告)
聖奈 - 桜龍さん、続きが読みたいです。あと、よろしければ友達になってください!コメ返待ってます! (2018年5月18日 17時) (レス) id: d7db9c51fd (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - メイさん» ありがとうございます!そう言っていただけると本当に有難いです…。ありがとうございます! (2016年3月14日 23時) (レス) id: d00e888924 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - お疲れ様です!!早く続きが見たい!!!!更新頑張ってくださいo(^_-)O (2016年3月14日 19時) (レス) id: 220a9c4263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜龍 | 作成日時:2014年5月29日 23時