検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:21,529 hit

百二十二話 ページ32

新山が浪士組に入隊してから数ヶ月…


A『にーいーやーま!』

新山『っ!?…なんだ、また桜坂さんですか。』

A『何だとは何だ…。なぁ、これから…』

新山『嫌です。』

A『まだ何も言ってねぇだろ…。』


自分から入隊を志願した新山だが、一向に他の隊士たちと関わりを持とうとしない彼を見兼ねて、Aはこのように毎日彼に絡みに行っているのだ。


新山『また説教ですか?…その話は何度も言ったでしょう。』

A『あのなぁ…』

新山『別に俺一人でも問題ないですよ。』

A『お、ま、え、は、もっと素直になれ!!』

新山『俺は至って素直です…っ!』


両手の拳をグリグリと押し付けてくるAの腕をつかみ、どうにか押しのけようと小競り合いを続けていると、出かけていた原田、永倉、藤堂が帰ってきた。


原田『またお前ら遊んでんのか?』

A/新山『遊んでねぇし!/ません!』

藤堂『お前ら息ピッタリじゃん…。』

永倉『ま、喧嘩するほど仲がいいってよく言うしな。』

A/新山『良くない!』

永倉『…ほらな?』


二回もかぶったことが気に食わないのか、2人の小競り合いは収まる気配がなくなってしまった。
そんな日々がここ最近ずっと続いている…



…そんなある日。
夕餉の時間になってもなかなか現れない新山を不思議に思ったAは、土方に聞こうと顔を向けると、それより先に沖田が口を開いた。

百二十三話→←百二十一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 沖田総司 , 薄桜鬼沖田   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

聖奈 - 名前変更します。蒼空(そら)にします (2018年5月19日 5時) (レス) id: d7db9c51fd (このIDを非表示/違反報告)
聖奈 - 心音聖奈で、ホムペ作りました!お手間をお掛けしますが、そっちでコメ返宜しくお願いします! (2018年5月18日 18時) (レス) id: d7db9c51fd (このIDを非表示/違反報告)
聖奈 - 桜龍さん、続きが読みたいです。あと、よろしければ友達になってください!コメ返待ってます! (2018年5月18日 17時) (レス) id: d7db9c51fd (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - メイさん» ありがとうございます!そう言っていただけると本当に有難いです…。ありがとうございます! (2016年3月14日 23時) (レス) id: d00e888924 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - お疲れ様です!!早く続きが見たい!!!!更新頑張ってくださいo(^_-)O (2016年3月14日 19時) (レス) id: 220a9c4263 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜龍 | 作成日時:2014年5月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。