5.フラグ ページ6
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「 おはよう、幸くん! 」
「 …おはよ、支度終わった? 」
「 うん、終わったよ。もう学校行く? 」
「 行く 」
朝ごはんに昨日の残りのカレーを食べたせいでお腹が重い。
稽古がハードで眠くてしょうがない。
「 幸くん、椋くん、行ってらっしゃい〜! 」
「 「 行ってきます 」 」
朝からカレーを躊躇なく出してくるカレー星人に少しだけ冷ややかな視線を向けながら学校へ向かう。
「 幸くん、今日転入生が来るらしいよ 」
「 …なんかフラグを感じる 」
「 ?? 」
「 …何でもない。男?女? 」
「 う〜ん、それは聞いてない…。でもうちの中学に転入生なんて珍しいよね 」
「 頭良いんじゃない、転入するのって結構頭良くないとダメっぽいし 」
転入生なんてオレには関係ない…なんてフラグ立ちまくりな考え…。
すると、椋が何かに気付いたようにキラキラした顔を向けてきた。
「 転入生さん、幸くんのクラスに来るらしいよ! 」
「 …へー 」
少しだけ引きつった笑いを浮かべて見せた。
( フラグ要素しかない )
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心猫(プロフ) - 続き楽しみです!頑張ってください! (2017年7月20日 0時) (レス) id: cc0331ae79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クム | 作成日時:2017年5月30日 17時