37 ページ37
『そういえば、何位だったの？私たちのグループ』
佐「あ、あぁ、それがね」
海「2位だったの！！タイム的には真ん中らへんだったんですけど、正解数はトップでした」
『そうだったんだ。じゃあ、1位って＿＿＿』
岸「おっ、明智！もう大丈夫なのか？」
振り返れば
岸くんが腕を大振りしながら
走って来た
『あっ、岸くん。もう大丈夫です！心配かけてすみません』
岸「いいって！廉におぶって来たときはマジで焦ったけどな」
海「来たな！1位め！！」
『1位って＿＿＿えっ、1位のグループって岸くんのところだったの！？』
岸「まぁな！これが俺の実力よ」
廉「1位は優太のとこって、なんか素直に喜べへんわ」
岸「なんでだよ！？」
海「そうそう！『岸くんのくせにー』って思っちゃったよね」
岸「俺、先輩なんだけど！？」
佐「授賞式での岸くんったら傑作だったんだよ」
『うわー、見てみたかったなぁ』
廉「せやな、優太かなりデレてたからなぁ」
佐「“鼻の下伸びまくり”でね」
岸「マジか！？」
3人に言われて
やたらと顔を気にする岸くんは
見ていて面白かった
本当はもっと話したかったけど
先輩に呼ばれて
先に食堂に入っちゃった
廉「やっぱり1位は取りたかったわ」
海「1位は食券1年分だったし」
『そうだったんだ‥』
会社の食堂は
今季から新たに始まった
カフェみたいな雰囲気
栄養バランスのとれたメニューに
変わった
変わってからというものあって
かなりの人気
その食堂の券を
1年分貰えるから
羨ましい以外の言葉が出ない
『でも2位でも凄いよ！おめでとう』
佐「何言ってるのよ！Aだって貢献したじゃない！！」
海「そうですよ！回答の殆どあかりちゃんとA先輩だったんだから」
『そうだっけ？』
廉「最初から最終問題まで何から何まででしたよ？食堂に早く入りましょう」
佐「そうね。席は余裕ありそうだし早く入りましょう！」
あかりに背中を押されるまま
私は食堂に入った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
砂漠のクロネコ(プロフ) - さちままさん» さちままさん、ありがとうございます！毎日ドキドキできるような物語を書けるよう頑張ります(^^) (2019年8月14日 23時) (
レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話大好きです。廉君が彼氏になって毎日ドキドキが見てみたいです。更新頑張ってください。 (2019年8月14日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠のクロネコ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！頑張って続き書きます(^ ^) (2019年7月17日 20時) (レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すっごい面白いです！ 続き楽しみに待ってます！ (2019年7月17日 19時) (レス) id: d7eb9b2667 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：砂漠のクロネコ | 作成日時：2019年7月7日 17時
