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その形を確かめるように、ひたすらに触れた。
 柔らかな肌に指を這わせて、舐めて、噛んで、吸って。
 時折いじらしく漏れる声をもっと聞きたくて。




 “見るだけなら大丈夫だろ?”
 “バカ、死にてえのか”



 「……も、いい、っ、御影くん……」
 「んっ……そんな顔で、よく言う……」



 “死ぬって、そんなにやべえの?”
 “あ、レオ”
 “幽霊って言うけど別に普通の人間だろ?”
 “……いや、それはそうなんだけどさ”
 “そうだけど、何?”
 “いや、結構ガチでヤバいんだって”
 “何が?”
 “……”
 “えー、気になるじゃん。俺も見に行こうかな”
 “おい、だからやめとけって…!”
 “あーあ、アイツ顔が良いからなあ……気に入られんじゃね?”
 “それな。あれは絶対、”






 
 ____喰われるぞ








 ガリッ


 「……つっ……?!」








 首筋に、鋭い痛み。
 甘い匂いが掻き消える。


 目がさめていく。
 目の前には、乱れた髪と服のA。

 いつもの涼やかな表情はどこにも無い。




 ボタンを下の方まで開けたシャツから覗く肌には、ところどころ赤くなっていたり、唾液でてらてらと光っていたりする。



 間違いなく、全部、俺がやった。
 俺がこの子をめちゃくちゃにした。

 その脚に這わせていた手をこわごわと引っ込める。




 「ごめん、御影くん。ごめん……」
 「なん、で、謝るのは、俺のほう……」




 呆然。なんだ。俺は、なんでこんなこと……
 噛まれて痛みの走った首筋に触れる。触れた手のひらを見れば、血が着いていた。




 「違う。御影くんは悪くない」

L→←・



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設定タグ:ブルーロック , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
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- いつも素敵なお話ありがとうございます!リクエストなんですが、糸師冴さんで男主くんの話を書いて欲しいです。暗い話で冴さんがヤンデレな感じで。注文が多いですがよろしくお願いします! (8月6日 20時) (レス) id: 539b005b10 (このIDを非表示/違反報告)
りりあ(プロフ) - 加糖雪さん» 素敵なお話ありがとうございます!! (8月2日 12時) (レス) @page37 id: e7fc63ae3c (このIDを非表示/違反報告)
加糖雪(プロフ) - りりあさん» りりあ様こんにちは。リクエストいただいていた内容の作品を追加させていただきました!リクエストありがとうございました〜! (8月2日 8時) (レス) id: 7edce3b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
加糖雪(プロフ) - 汰稀さん» なんと!素敵な夢をみていらっしゃる…!リクエストありがとうございます。お待たせしてしまうかもしれませんが承りましたのでしばらくお待ちください…! (7月30日 2時) (レス) id: 7edce3b0d6 (このIDを非表示/違反報告)
加糖雪(プロフ) - 汰稀さん» 返信遅くなってすみません!そうですね、束縛、独占欲の表現として三つ編みを用いていました(*˘︶˘*)ただ蘭世本人は無自覚かな?と思ったり思わなかったり…色々考えながら読んでいただけると嬉しいです^^ (7月30日 2時) (レス) id: 7edce3b0d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星藍 海 | 作成日時:2023年7月19日 3時

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