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私はその会話を聞いてどんな反応をいいか分からずはは、と笑うことしかできなかった。
3人が全員アップルパイを食べ終え、ごちそうさまでした！と笑顔で言った。
私の不安な気持ちは薄められたし、3人をアップルパイで笑顔にできたことにとても満足していた。
｢そういえば、私ならアイラが元の世界に戻る方法を知っていると言っていたのは誰なんですか？｣
｢ウィッチって子から聞いたんです。別の世界からとばされてきたりんごなら何か知っているかもって｣
｢そうでしたか……確かに私はプリンプではない場所から来ていますが……あっ｣
りんごは言葉を一旦止め、しばらく考え込む。
何か元の世界に戻る方法関連のことを思い出したりしてくれないだろうか、と私は淡い期待を抱く。
｢そういえば、私が住む街とプリンプが繋がっている道があるのですが……｣
｢え？｣
いや、りんごの世界じゃなくて、私の世界じゃないと意味が無いような……
｢ああ…なるほど。｣
レムレスが納得したように頷いて、大ヒントを与えてくれる。
｢りんごの元いた世界とアイラの元いた世界が同じだったら｣
｢……そんなこと本当にあるのか？｣
シェゾは疑っているようだが、それは私も同じでそんなことある訳が無いと思っている。
｢大雑把になってしまいますが…アイラが住んでいたのはチキュウですか？｣
突然りんごが聞いてくる。
｢…？うん、地球……｣
｢では、すずらん商店街は知っていますか？｣
｢知らない…けど、私が知らないだけで私がいた世界のどこかにはあるかもしれない……｣
地球は広くて、私が行ったことのない場所が沢山ある。
それを考えると、私が知らないだけでそういう名前の商店街がある可能性は十分にある。
｢もしかして、本当にりんごとアイラは同じ世界にいたのかも？！｣
アミティは興奮気味になっている。
｢私のりんごが消えた件も考えるとかなり可能性が高くなるんじゃないでしょうか｣
どういうこと？と尋ねると、どうやらりんごのりんごは、りんごが元いた世界で突然無くなってしまいどれだけ探しても見つからず、もしかしてプリンプに飛ばされたのでは？と探しに来たらしい。
りんごがこれまで何度かプリンプにとばされてきているのと、プリンプにはこれまでいろんな人や物がとばされてきていることからりんごが消えたのは｢とばされたから｣と直感的に考えたみたいだ。
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ゆきろあ(プロフ) - 名無しさん» 名無しさんありがとうございます！実は意外にそういう細々したところを書くのが私自身楽しかったりもします...笑 今回解説仕切れ無かった部分をまたどこかで紹介したいなと思っていますのでそちらも楽しみにしていただければと思います！長文ありがとうございました！ (2019年10月31日 17時) (
レス) id: ac64387404 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - た目と年齢の不一致についての描写と、突然の事に混乱しつつなんとかしようと動く夢主の心理描写が好きでした…。今後の展開も楽しみにしています。長々と失礼しました。 (2019年10月27日 22時) (レス) id: 04c8bfa83c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 魔導学校と飛ばされた場所の位置関係についての描写について、初めて読んだとき｢そう表現してくるか！｣｢だからあの子達に会ったのね！｣と勝手に納得して感動しておりました…きっとゆきろあ様の中に確たる設定・流れがあるからでしょうね。個人的にシェゾの見た目 (2019年10月27日 22時) (レス) id: 04c8bfa83c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編おめでとうございます！夢主の心理描写やキャラの言い回しなど違和感を感じさせない物語と丁寧に織られた伏線が好きなので今後も読める喜び余ってコメントします！後書きの解説では答え合わせをしていただけているようで嬉しかったです…シェゾとレムの言い回しや、 (2019年10月27日 22時) (レス) id: 04c8bfa83c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきろあ(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです...！性格や関係性は私が書くにあたってこだわっていた部分でもあるので気づいて頂けて感激です。完結まで頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年10月15日 2時) (レス) id: ac64387404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：加糖雪 | 作成日時：2019年7月3日 18時
