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プロローグ ページ1

高校生。
小さい頃はなんでも出来る大人に見えた。


今では小さい頃の方がなんでも出来た気がする。


ガシャン

『痛いって言ってんじゃん.....』
肩を押され屋上の隅に追いやられる。
小学の頃の私は男子に力では負けなかったのに。



「舐めんなよ。もうガキの頃とはちげぇんだ。
お前を守るあいつらも今はいねぇ.....




お前はもう独りなんだよ!!!」
泣きそう。絶対泣いてなんかやらないけど。
精一杯の反抗として相手を睨み付ける。


『そんなことないもん.....私は独りじゃないよ


あんたなんて恐くない』
そう恐れるものなんてない、約束したんだ。






『あんたなんて恐くないわ!
小学校の時、雷怖いってビービー泣いてた癖に!』
私の文句こそ小学生のようだ。だけど黙ってなんかやれないのだ。


「んだと.....このアマッ!!!」

振り上げられる拳。
殴られるなんて久しぶりだ。痛いだろうな。

何て言っても小学生以来だもん。喧嘩だってそうだ。

あの時はもう二人いたよね。








『ねぇ、ケンカの仕方って知ってる?』

殴られるまであとわずか。本当嫌だな。


私は目をゆっくりと閉じた。

朝から勘弁してくれ。→



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設定タグ:初のオリジナル , 言葉のいらない約束 , ゆりしー   
作品ジャンル:笑える話
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ゆりしー2号(プロフ) - 流星さん» ありがとうございます!更新は遅いと思いますが頑張っていきます! (2015年9月28日 0時) (レス) id: 0122e64e7c (このIDを非表示/違反報告)
流星 - 自分的には面白かった!頑張ってね(o^o^o) (2015年9月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 50c14abcd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりしー2号 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年5月19日 21時

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