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1限 古典 ページ2
am.10:00
既に蒸し暑く、蝉が泣きわめく通学路を重たい足を引きづりながら歩く
こんな時期に好きで外に出る人なんかいないだろうと心の中で悪態をつきながらも、足は確かに学校を向いていた。
(古典の補習に引っかかる人なんて、この学年でも片手で足りるくらいだよなぁ)
よりにもよって、古典。
数学だったらまだしも、古典。
補習のお知らせを担任から受け取ったときから、今に至るまで未だに信じられずにいる。
(ドッキリだったりして)
そう思ってしまうのも無理もない。
夏休み真っ最中の3日後には誕生日を控えているからだ。
少し治った機嫌をエンジンに、足を進めた
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作者名:りにあもーたーかー | 作成日時:2021年8月10日 3時