【名探偵コナン】傍観していたい人生でした(遠い目)【トリップ】

さんじゅうはーち ページ40

私は、新出先生もといベルモットの方を真っ直ぐと見て、ゆっくりと口を開く。



｢わけなんて、いりますか?｣



新出｢っ!?｣


ベルモットが息を呑むのが分かる。




カンの良い方はもうわかったかな!!

そうです!ニューヨークで新一くんがベルモットに行ったセリフを丸パクリしようと思います!!!
こんな名言残してくれてありがとう新一くん!!!!!





｢人が人を殺す動機なんて知ったこっちゃありませんが、人が人を助ける理由に

論理的な思考は存在しないでしょう?｣




そう言って、それがあたかも"自分の意見"であるかのように、自信ありげににっこりと笑って見せた。




ベルモットは目を見開いて固まっている。


まあ、過去に言われたセリフをそのまんま違う人に言われたらそりゃあびっくりするわな!!!私だったらひっくり返ってるわ!!!



とりあえず今のうちにさっさと逃げよう。

私は｢それじゃあ、今度こそ失礼しますね。｣の言葉とともに、スルリと腕を抜け出して、止めておいたバイクで走り去った。







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【ベルモットside】


バイクで走り去っていく彼女をじっと見つめる。




『わけなんて、いりますか?』


『わけなんているのかよ?』




ニューヨークでシルバーブレッドに言われたのと同じセリフ...


ベル｢No way....(まさか...)
An angel appears another one in this timing...(このタイミングでエンジェルがもう一人現れるなんて...ね。)｣



そう呟くと、くしゃりと前髪をかきあげて息を吐く。
そのままくるりと踵を返し、帰り道を急いだ。





【ベルモットside終了】









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こんにちは藤雪です。更新が大変遅くなってしまいすみませんでした。
コメントの方もありがとうございます、ちょこちょこ返信させて頂きたいと思います。

多くの方々にこの作品を見て頂けてとても嬉しく思っております。よろしければこれからも暖かく見ていただければ嬉しい限りです!

本文中に失礼致しました...!

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