【名探偵コナン】傍観していたい人生でした(遠い目)【トリップ】

じゅうろーく ページ18

博｢し、仕方ないじゃろ?
ワシは子供たちの引率者!大人のワシが手本を見せてやらにゃ...｣


博士はそう言ってるけど、
｢向こうに着いたら大人しくロッジで寝てるんだよ?｣とか｢調子に乗って外に出るんじゃねーぞ!!｣とか、
子供たちに言われているのを見ていると、説得力ぜんぜん無いよね博士どんまい。




......ていうかさ、私さっきからこの彼らの会話にすっごいデジャヴ感じてるんだよね...すっごい聞き覚えあるんだけど...
...いや、き、気のせいだよね...うんきっとそうだ...


そしてバスは米花公園前のバス停に止まる。


あーどうしようなぜかめっちゃ降りたい。
このまま乗ってたら99.999998739パーセントの確率で事件に巻き込まれる気がする。降りたい。

でも図書館へ行けるバス停では無いので、仕方なく乗ったままに。
はぁ〜どうか気のせいでありますように...


バスのドアが開き、何人かの人が乗ってくる。

私が座っていた1番後ろの席にも、横の空いているところに人が3人ほど座った。ちゃんと顔は見てないけど、私の横には男の人が座ったようだ。







歩｢あ!新出先生!!｣



という声に顔を上げると、｢あれ?みんなも乗ってたのかい?｣と驚いた顔をした新出先生がいた。わぁ〜爽やかイケメン。


その後ろからは、金髪の女性が...

ジョ｢Hi!!クール･キッド♡
また会いまーしたねー!!｣


わああジョディさんだーーー!!!!美人ーーー!!!!






...ってそうじゃない。そうじゃないぞ私。

いくら何でもこのシーンには見覚えがありすぎる。

その証拠に、1番最後に乗ってきた男の二人組。
スキーウェアを着て、帽子とゴーグルまでかけている。ちょっとゴーグルまでかけるとか早すぎるんじゃないですかオッサンって格好の二人は、おもむろに拳銃を取り出した。






｢騒ぐな!!!騒ぐとぶっ殺すぞ!!!!!｣








....傍観していたい人生でした。

じゅうななー→←じゅうごー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す